平家物語を代表する和歌(源頼政、平忠度、建礼門院)

平安時代に書かれた王朝の恋物語、例えば「源氏物語」や「伊勢物語」にはたくさんの和歌が詠まれていることをご存じでしょう。これらの作品はほとんど歌物語といった構成で、和歌がなければ物語自体が成り立たないほど重要な位置を占めて...

月は秋、じゃない! 四季折々、月のいろんな美しさ。

月見といえば「秋」、なにより「中秋の名月」が一番! なんて思っている日本人、多いと思います。確かにこの日(中秋)にはテレビに代表されるメディアもこぞって月見を話題にします。 しかし当然のことながら、お月様なんてのは年中空...

百人一首と三十六人撰の比較で分かる、やはり百人一首は「王朝の栄枯盛衰物語」だった!

以前百人一首とは「王朝の栄枯盛衰物語」である! と説明しました。まあ、あえて言わなくとも採られた歌人を俯瞰的に眺めれば自ずと想像できることだと思います。今回はそれをより明確にするため、“ある秀歌撰”との比較を試みます。 ...

万葉集の引力! 柿本人麻呂の挽歌と六皇子

万葉集とは玉石混交の歌集、以前このようにまとめました。 しかしこのカオスをひと所に留めるには、何らかの引力が必要です。 →関連記事「万葉集のカオス! その特徴(歌風)と本当の魅力を実例で知る」 万葉集をひとつの歌集たらし...

万葉集のカオス! その特徴(歌風)と本当の魅力を実例で知る

先日万葉集の特徴をひとくくりに「玉石混交」と言いました。ようするにカオスなのです。 →関連記事「万葉集の代表歌、歌風、選者そして歴史をざっと知る!」 今回はこれを実例をもってご紹介しましょう。 読み終わった後、きっとあな...

万葉集の代表歌、歌風、選者そして歴史をざっと知る!

新元号「令和」の出典となったことで、一躍脚光を浴びた「万葉集」。今回はこれから古典和歌に親しもうという方に向け、万葉集の秘密をお話しします。ぜひご一読ください。 令和和歌所ではメーリングリストで歌の交流(セッション)を繰...

「初春令月、氣淑風和」。 新元号「令和」の出展元(万葉集巻五、梅花の宴「序」)は極めて漢詩的発想だった

新元号が「令和」に決まりました。 その出展が「万葉集 巻五」の梅花の宴にあるということで、古典和歌を愛し楽しむ「令和和歌所」としては無視できない関心事です。 →「令和和歌所とは」 「令和」の由来となった梅花の宴は、当時の...

定家様にインタビューしてみた ~毎月抄で知る初心者の心得~

みなさまこんにちは、和歌所の和歌DJうっちーです。 毎回和歌の偉人をお招きするこのコーナー、二回目はかの御大「藤○定家」様です。 盛大な拍手でお迎えください! 令和和歌所ではメーリングリストで歌の交流(セッション)を繰り...

平安の三大歌合戦!(寛平后宮歌合、天徳内裏歌合、六百番歌合)

国民的バンド、サザンオールスターズの熱唱で幕を閉じた第69回NHK紅白歌合戦。 大みそか恒例の番組も、今回は平成最後ということで例年以上の盛り上がりを見せました。 さてこの歌合戦、平安貴族たちも負けず劣らず熱中していまし...

日本文化の最重要ワード「わぶ(わび)」を知る!

“古語辞典”もしくは“テストに出る古文単語300”なんてのでもいいのですが、 パラパラとめくってみると、あることに驚かされます。 「あいなし」(形) 「あじきなし」(形) 「いたづらなり」(形動) 「うし」(形) 「うた...

身を知る雨 〜和歌で知る平安のジンクス〜

今も昔もつい気になっちゃう、今回は和歌と「ジンクス」の話をご紹介しましょう。 ジンクスとは、例えば「茶柱が立つと良いことが起こる」とか「黒猫が横切ると悪いことが起こる」といった縁起を担ぐ事象もろもろを言います。 みなさま...

和歌とお茶の濃い関係

現在の日本文化の代表格といえば? 和歌と言いたいところですが、おそらく茶道(侘び茶)でしょう。 茶道はその歴史背景や精神性に深みがあるだけでなく、衣食住、日本文化のいいところを取り込める多面性と作法というパフォーマンス性...

色彩感覚に乏しい平安歌人? 好きな色は「白」一択! の謎。

突然ですが質問です。 あなたが好きな色は何色ですか? 学研教育総合研究所が行った「小学生白書Web版(2011年12月調査)」によると、 男子は「青色」、女子は「水色」が“好きな色”の回答に最も選ばれていました。 男女と...

和歌・古典好きはまず、「奥の細道」を読もう!

今の時代に和歌なんて古臭いものを学ぼうなんて人に、ぜひ知ってほしい文章があります。 松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」です。 芭蕉はもちろん俳諧の人ですから、奥の細道に収めれているのは和歌ではありません。私が知ってほしいのは、...