「令和三年歌会始」眞子内親王の歌(烏瓜の色)を読み解く

去る3月26日、コロナウイルスの影響で延期となっていた「歌会始の儀」が行われました。地味な伝統行事が一転、国民の注目を集めるようになったのはもちろん昨年詠まれた眞子内親王の歌が発端です。 「望月に月の兎が棲まふかと思心を...

三十三番「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」(紀友則)~ 百人一首の物語 ~

三十三番「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」(紀友則) この歌、百人一首のなかでも格別の一首と目される。穏やかな春のひかりの中で、花だけが慌ただしく散ってゆく情景、素直な写生に共感を寄せつつも頂いた評点は...

一首一会の総まとめ(再生リスト)

毎日一首、四季折々の古典和歌の朗読と解説をします。古今、新古今など八代集を主な出典にしながら古代歌謡の万葉集から江戸や明治の俳句俳諧まで、さらに源氏物語などの古典文学や絵画、芸能と幅広い視野をもって日本の古典文化・文学を...

歌塾

【新企画】和歌を詠むための「歌塾」(オンライン)はじめます!

年もあらたまり気分一新、3月から新企画、和歌を詠むための「歌塾」をはじめます! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした、現代唯一の歌の学び舎です。先達の師として八代集を頼り、...

三十二番「山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり」(春道列樹)~ 百人一首の物語 ~

三十二番「山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり」(春道列樹) 取ってつけたような風雅であるが、嫌味がない。それは名前のせいだろうか、“春道列樹(はるみちのつらき)”とは歌詠みが宿命というべき美しい名だ。し...

三十一番「朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪」(坂上是則)~ 百人一首の物語 ~

三十一番「朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪」(坂上是則) 三十一番は坂上是則、忠岑に続き有明の月であるがおもしろいのはその詠まれ方、前回ご紹介したように“有明月”は男女の別れを伴って詠まれるのが通例だが、...