歌塾 月次歌会(令和四年十一月)題「初冬」 ※判者評付き

歌塾は「現代の古典和歌」を詠むための学び舎です。初代勅撰集である古今和歌集を仰ぎ見て日々研鑽を磨き、月に一度折々の題を定めて歌を詠みあっています。 →和歌を詠むための「歌塾」 令和四年十一月の歌会では以下の詠草が寄せられ...

辞世の歌 その8「手に結ぶ水に宿れる月影のあるかなきかの世にこそありけれ」(紀貫之)

「手に結ぶ水に宿れる月影のあるかなきかの世にこそありけれ」(紀貫之) 『先づ「古今集」といふ書を取りて第一枚を開くと直ちに「去年とやいはん今年とやいはん」といふ歌が出て来る、実に呆れ返つた無趣味の歌に有之候。(再び歌よみ...

辞世の歌 その7「九重の花の都に住みはせてはかなやわれは三重にかくるる」(小野小町)

「九重の花の都に住みはせてはかなやわれは三重にかくるる」(小野小町) 小野小町は先の在原業平と同じく六歌仙に数えられ、古今東西に広く知られる歌人のひとりです。しかしその出自は謎めいていて、それゆえに日本の各地にいわゆる「...

辞世の歌 その6「つひに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを」(在原業平)

「つひに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを」(在原業平) いわずと知れた在原業平、古典ファンのみなさまにあえて人物を語ることはしませんが、その歌風について貫之に伺うと『その心あまりてことばたらず。しぼめる...

「歌塾」より、晩秋の和歌を講義します。紅葉、菊そして恋、和歌を楽しく本格的に学びましょう!

令和和歌所では、和歌を知り学び、詠むための「歌塾」を開催しています。 今回は「晩秋の和歌」の講義の様子をダイジェスト配信します。紅葉、菊そして恋、和歌を楽しく本格的に学びましょう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝...

歌合・歌題「忍恋(しのぶこひ)」

「忍恋(しのぶこひ)」とは恋の初期段階における心で、恋する相手に知らせず、また周囲にも知られずに、密かに自分の中にだけ思いをとどめおく恋のことです。これは恋愛における男性の基本態度、いわゆる恋の「男歌」となります。一方で...

辞世の歌 その5「士やも空しくあるべき万代に語りつぐべき名は立てずして」(山上憶良)

「士(をのこ)やも空しくあるべき万代に語りつぐべき名は立てずして」(山上憶良) 山上憶良は日本の古代歌人においてほとんど唯一無二の存在です。かつて中唐の詩人白居易は詩を分けて「諷諭、閑適、感傷、雑律」の四つに分類し、士大...

凛花ちゃん歌を詠む! ~TBS 「形から入ってみた」に 「歌塾」逗子教室の様子が放送されました~

「形から入ってみた」は、“形から入ってみた”ら人は変わるのか? をテーマにしたかまいたちMCの人生激変実験バラエティ。この度は「おバカギャルが樋口一葉の形から入ってみたら?」という企画で、「歌塾」逗子教室におギャルこと凛...

樋口一葉(夏子)の歌について

樋口一葉は歌人の中島歌子が主宰する歌塾「萩の舎」で歌や書また源氏物語などの古典文学を学びました。一葉の作品に共通する「雅俗折衷体」という文体、底流する「叶わなぬ恋」といったテーマは、萩の舎で学んだ古典教養に礎があったので...

秋を書く「ちはやふる」

「ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」(在原業平) (書き手:和歌DJうっちー) 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オン...

歌塾 月次歌会(令和四年九月)題「仲秋」 ※判者評付き

歌塾は「現代の古典和歌」を詠むための学び舎です。初代勅撰集である古今和歌集を仰ぎ見て日々研鑽を磨き、月に一度折々の題を定めて歌を詠みあっています。 →和歌を詠むための「歌塾」 令和四年九月の歌会では以下の詠草が寄せられま...

辞世の歌 その4「鴨山の岩根し枕けるわれをかも知らにと妹が待ちつつあらむ」(柿本人麻呂)

「鴨山の岩根し枕けるわれをかも知らにと妹が待ちつつあらむ」(柿本人麻呂) 柿本人麻呂はいわゆる「歌聖」と称えられる人物です。持統天皇の御代に宮廷歌人として活躍し、草壁皇子や川島皇子への挽歌をはじめ皇室の折々の儀礼に際しみ...