谷津干潟朝景(令和二年七月二十七日)

いまだ梅雨開けず昨日も雨ぞうちしげく降りにける。然れば干潟の嵩高み、常の蟹も見えず波立ちたる様になりぬ。南の果てには入道雲の湧き立ちて、夏のいと近きにあるを知る。西にはやはらかき白雲の幾重にもたなびきて、めずらしき様にこ...

実況! 六百番歌合「余寒 四番」~俊成の公平中立~

時は建久五年(1194年)、左大将良経主催による歴史歴な歌合せが行われた。世にいう「六百番歌合」である。これはその模様を和歌DJうっちーの解説のもと、面白おかしく実況しようという試みである。 実況:DJうっちー、次は?D...

実況! 六百番歌合「元日宴 五番」~俊成の気迫~

時は建久五年(1194年)、左大将良経主催による歴史歴な歌合せが行われた。世にいう「六百番歌合」である。これはその模様を和歌DJうっちーの解説のもと、面白おかしく実況しようという試みである。 実況:さあ、次いきましょう。...

夏を書く「竹の奥」

「枝に漏る朝日の影の少なさに涼しさ深き竹の奥かな」(京極為兼) 「竹林」、今や日本美の典型であるが、これの成立は案外新しい。それこそ玉葉集ひいては京極為兼の功績と言えよう。「歳寒三友」をご存じだろうか、中国文人画では寒き...

としよりは斯く語りき「神祇のおもしろエピソード」~和歌中級者におくる至言~

むかし、としよりはこのように語った… なんかワシの話がつまらんというような顔をしとるのお。しょうがない、今日はちょっと面白い歌を紹介してやろう。神祇の歌じゃ。 「近江なる筑摩の祭りとくせなむつれなき人の鍋の数見む」 知っ...

実況! 六百番歌合「元日宴 一番」~俊成の宣言~

実況:さあついに六百番歌合の火蓋が切って落とされました。まずは左方よりぃぃ!!!DJ:しっ! しずかにしてください。実況:ん?DJ:披講が始まります。「講師」が歌を詠みあげるのです。ちなみに隣に控えているのは「読師」です...

実況! 六百番歌合「選手入場」~俊成立つ~

時は建久五年(1194年)、左大将良経主催による歴史歴な歌合せが行われた。世にいう「六百番歌合」である。これはその模様を和歌DJうっちーの解説のもと、面白おかしく実況しようという試みである。 実況:さてまず赤コーナーから...

「歌詠みメーリングリスト」参加者募集中!

和歌所では、ML(メーリングリスト)で詠歌の交流を行なっています。移ろいゆく四季折々の情景に心を寄せ、参加同志で気ままに歌を詠み合っています。 →「ML玉葉集(メーリングリストで詠まれた歌々)」 和歌はもちろん俳句や漢詩...

としよりは斯く語りき「恋歌の詠み方」~和歌中級者におくる至言~

むかし、としよりはこのように語った… お前は本当におねだり上手だな。しょうがない、それでは四季に続いてちょっとだけ恋の詠み方を伝授してやろう。 だいたいな、困ったときはこの二つに頼れば間違いない。まずは「糸」じゃ! 夏引...