和歌を詠むための「歌塾」(オンライン)

学びの内容 ↓ 入塾、講義予約

■はじめに ~和歌でこの世をおもしろく ~

けっして明るくない今、そして未来。少子高齢化に国際的地位の低下と右肩下がりの日本に生きる私たちにとって、末法にも似た閉塞感を抱く人も少なくないでしょう。そこに追い打ちをかけたコロナウイルス、人々は希望を描けないまま孤独に落陽を眺めるばかりです。

『おもしろきこともなき世をおもしろく』

彼の人が残したこの言葉、今こそ身に染みて感じられないでしょうか。しかし退屈でつまらないこの世の中を変えるにはどうすればいいのか。金? 異性?それともフォロワー? 違うとも言い切れませんが、そんな危ういものに頼る必要はありません。なにせ私自身が持ち合わせておりませんし。

私たちに必要なのもの、それは「風雅」です。
風雅の心こそがこの世をおもしろくしてくれるのです。

では隠者になれと? 違います、風雅とはなにも俗を離れて侘ぶることではありません。風雅とはとりもなおさず「和の心」、さらに分かりやすく言うと「合わせること」なのです。
連綿と受け継がれた古歌・古典と、四季折々の自然とそして他者に心を合わせ、なにより自分自身の心と心を合わせる。これこそが風雅の真髄なのです。自分本位、自己承認欲求の権化となり果てた現代人とは真逆のマインドとご承知ください。

私が心酔する「和歌」とは風雅がそのまま体現された文芸です。諸行無常、移ろいやまぬ万物との刹那の交流、その爪痕が三十一文字の和歌なのです。

かつて日本人は和歌を詠むことで世の中を、心持ちを豊かにしてきました。和歌とは文化の中心であり、日本人の精神的支柱であったのです。
それがどうでしょう、近代化とともに古典の権化たる和歌はむやみに貶められ、今や無残にカルタ遊びや俳諧に身をやつし姿を消しました。(現代短歌なる韻律を同じくする文芸が残りますが、あれは危うい。なんとなれば「我、ワレ、われ」と自己主張の権化なのですから)

では和歌を失って久しき今、いかにすれば「和歌」を再び取り戻すことができるのか? 
答えは、「一から学び直す」よりほかありません。しかし一度消えてしまった文化、師はおろかまともな詠み人もおりません、いったいどのように学べというのしょう?

ある偉大な古人がこのような言葉を残しています。

『歌に師匠なし、ただ旧歌を以て師となす。心を古風に染め詞を先達に習はば、たれ人かこれを詠ぜざらんや』(「毎月抄」藤原定家)

そう、古典に深く心を寄せれば私たちはまた和歌に出会うことができるのです。
幸いなことに、かつては一部の特権階級のものだった勅撰集や和歌にまつわる資料も、いまや誰もが書店で簡単に手に入れることができるようになりました。この点は私たちにとって光明と言えるでしょう。

僭越ながら、ここに私は「歌塾」を興します。
代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした、現代唯一の歌の学び舎です。先達の師として八代集を頼り、古典和歌の基本的な「型」の習得を目指します。そして折々の自然に心を合わせて全身全霊で風雅を味わうのです。
和歌に限らず、日本人として日本の文化や折々の四季をより深く感じたいという渇望に駆られた人もぜひこの学びにご参加ください。
みんなでこのつまらぬこの世を、おもしろく変えてみようではありませんか。

(内田かつひろ)

■学びの三柱 ~型と場で、だれもが詠み人に~

一、基礎となる「型」を学ぶ

日本文化とはとりもなおさず「型」の文化です。茶にせよ能にせよ、型の集積によって芸術が遂げられているのです。それは当然、文化の中心たる和歌も同じ。対象物の審美、言葉選びからその運び方、感情の寄せ方に至るまで見えない型が支えています。
ただ和歌の「型」がひと味違うのは、それが同時に他の様々な文芸、芸道、絵画・工芸の型であるということ、つまり和歌とは日本文化の礎なのです。先の茶や能を理解するのにも和歌の学びは必ず役立ちます。
本歌塾では初代勅撰集である古今集を型の中の型と位置け、和歌と日本文化の基本型を徹底的に学びます。

二、たくさん触れる

和歌の上達の秘訣はたくさんの歌に触れることです。当然の様に思われるかもしれませんが、現代において、古語はまだしも和歌に触れる機会などそうそうないのではないでしょうか。
本歌塾ではメーリングリストを通じた歌の交流や、オンラインによる受講機会の増進およびその講義ログを公開するなどして、できるだけ多く気軽に和歌に触れていただける機会を提供します。しかもそれは生きた和歌です、学校や本でご高説を聞かさせる死んだそれではありません。

三、なにより楽しむ

和歌に限らず学びにおいてもっとも大切なこと、それは楽しむことです。興味があることでも楽しめなければ長続きしませんよね。
本歌塾の講義は、講師がただ一方的に話をするというのではく、ご参加のみなさまとの会話をつうじて理解や気づきを深めていただくコミュニケーションの場です。初学者の方でもわかる平易な言葉を使い、またご質問なども随時受けつけています。
目指すところは毎回の講義自体が、風雅の実践の場であること。ぜひお気軽にご参加ください。

■学びの内容

講義は基本的にオンラインでの開催となります。その他メーリングリストによる歌の贈答や、都内で対面での歌会を三ヶ月に一度のペースで計画しています

学びの題材や内容よってクラス分けをしておりますが、どの講義に参加されるかは自身でお決めください。興味関心やご自身の理解に応じてご判断いただければと思います。

※入塾(メンバー登録)から決済まで14日間ございますので、その期間内に体験受講することができます。またその期間内であれば費用が掛からず退会可能です

『基礎クラス』

〇目的

・和歌で頻出の古語や特有の修辞法を学ぶ
・和歌を正しく鑑賞できる基礎的な知識全般を学ぶ
・和歌の基本の「型」を身につける

〇受講料

2,800円(税込)/月
※クレジットカードによる決済のみ対応しています

〇講義内容①、②と日程 (毎月3回分)

基礎①「百人一首で知る和歌の基本と王朝の栄光盛衰」【ZOOM開催】
・講師:内田かつひろ
・日時:毎月第2、4木曜20時~21時半(各90分)
※講義ご予約時にZOOMのURLをご連絡します。宿題として、毎回ご自身の“推し歌”などをご紹介いただきます
※講義の動画は後ほど登録者みなさまに共有しますので、ZOOM講義に参加できない場合でも学ぶことができます

基礎②「歌の機能と読み方を学ぶ ――新古今、京極派と前時代を比較して」【録画動画】
・講師:梶間和歌
※毎月1回、講義動画(60分)とテキストを配布します。ご都合にあわせて自由に学ぶことができます

※お申込みいただくと上記①、②の講義にご参加(閲覧)いただけます
※講義はどの回(月)から参加いただいても問題ありません

〇講義スケジュール(予定)

『初級クラス』

〇目的

・和歌、日本文化のバイブルたる「古今集」、和歌を芸術にまで昇華した「新古今」そして繊細優美な写生を旨とした「京極派」などを題材に和歌の自然詠の基本、発展を学ぶ
・四時(春夏秋冬)の詠むべき景物の把握とその要点ならびに日本人本来の四季感を学ぶ
・型を踏まえて自然詠の自作を目指す

〇受講料

4,000円 (税込) /月
※クレジットカードによる決済のみ対応しています

〇講義内容①、②と日程 (毎月3回分)

初級①「和歌の聖典『古今集』で知る四季の和歌と日本人の四季感」【ZOOM開催】
・日時:毎月第2、4日曜10時~11時半 ※各90分
・講師:内田かつひろ
※ 講義ご予約時にZOOMのURLをご連絡します。 宿題として、 毎回ご自身の“推し歌”やご自身の詠草をご提出いただきます
※講義の動画は後ほど登録者みなさまに共有しますので、ZOOM講義に参加できない場合でも学ぶことができます

初級②「歌の型を学ぶ――新古今、京極派を中心に」 【録画動画】
・講師:梶間和歌
※毎月1回、講義動画(60分)とテキストを配布します。ご都合にあわせて自由に学ぶことができます

※お申込みいただくと上記①、②の講義にご参加(閲覧)いただけます
※講義はどの回(月)から参加いただいても問題ありません

〇講義スケジュール(予定)

『基礎+初級クラス』

5,800円 (税込) /月
※基礎および初級の両方が受けられます
※クレジットカードによる決済のみ対応しています

※中級以上の開催は現状未定です

プレ講義の動画配信中!

■講師紹介

内田かつひろ

令和和歌所の寄人(詳細はこちら)、詠草(猿啼奥出雲集

梶間和歌

歌人(詳細はこちら

■ Step1:入塾(メンバー登録)

講義のご予約は、入塾(メンバー登録)いただくことが前提になります。まずは以下のボタンからメンバー登録をお願いします。

※メンバー登録の際に、クラス(基礎・初級)をお選びいただきます
※入塾(メンバー登録)から決済まで14日間ございますので、その期間内に体験受講することができます。またその期間内であれば費用が掛からず退会可能です

■ Step2: 講義予約

講義のご予約は以下のカレンダーからお願いします。

※各講座のご予約は、必ず“ログイン ” した状態で行ってください
※ご予約後、メールでZOOMミーティングの招待状が届きます。

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