小野小町 ~日本的、恋愛観のルーツ~

小野小町は9世紀に活躍した女性歌人。紀貫之による古今和歌集の「仮名序」では六歌仙という名誉ある歌人に選出され、おそらく最も名の知られた歌人です。 その存在感はとても大きく、現代でも美人を例えて「○○小町」などと評したり、...

「ザ・ビートルズ」で知る万葉集、古今和歌集、新古今和歌集の違い

和歌の歌風、スタイルは大ざっぱに「万葉風」「古今風」「新古今風」と三種類に分けられることが多いです。 これら「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」の3つはいわゆる和歌「三大集」と呼ばれ、数ある和歌集のなかでも特に重要視...

後鳥羽院 ~お前のものは俺のもの、中世のジャイアン~

後鳥羽院は帝王の中の帝王というような人です。 といっても、この時代の「政治」の実権は鎌倉幕府に移っていましたから、院の権力は主に「文化」や「スポーツ」活動において発揮されました。 後鳥羽院がハマった文化・スポーツは多岐に...

崇徳院 ~ここではないどこかへ~

崇徳院は並みいる皇族の中でも、最も悲劇的な人物です。 院は父である鳥羽法皇から「叔父子」つまり鳥羽上皇の中宮である待賢門院と祖父である白川上皇の子であると疎んじられていました。 「愚管抄」によると崇徳院の養子である体仁親...

Lesson.5-2 自分にとっての「美」を考える

手本を自分で選ぶ 学校や習字教室では、「きれいな字」とは整った「楷書」であると盲目的に教え込みます。しかし絶対的な「美」なんて存在しません。「楷書」より「草書」に美しさを感じるのなら、さっさと楷書を卒業して「草書」を徹底...

北鎌倉の桜散策 ~実朝を探して~

今回はWebサイトを飛び出し、北鎌倉散策の様子をお届けします。 目的はもちろん、盛りを迎えた「桜」。そして鎌倉三代将軍であり歌人「源実朝」ゆかりの地を訪ねることです。 ※散策日:2016年4月6日 円覚寺 JR北鎌倉駅か...

伊勢 ~女貫之の冷たい仮面~

伊勢は三十六歌仙にも選出され、歴代の勅撰和歌集に計176首も採られた凄腕の女流歌人です。 古今和歌集では小野小町と双璧をなしていますが、この二人は実に対照的なのです。 この記事の音声配信「和歌マニア(第18回)伊勢」を ...

和泉式部 ~恋にまっすぐな平安ジェンヌ~

和泉式部は女房三十六歌仙にも選ばれた平安時代中期に活躍した歌人です。 紫式部はじめ赤染衛門、伊勢大輔らと共に時の中宮、藤原彰子に仕え、華やかりし女流文化勃興の一役を担いました。 ご承知のとおり和泉式部は多情で知られ、藤原...

→令和の古今伝授(和歌を詠み書くための会、神無月)10/27(日)9:50~11:50