必読! 和歌とは道である

歌とはなにか、短歌を詠むとはいかなる行為か。この問いに近現代の詠み人の大半はこう答えるでしょう。「私の内なる感情の表白」であると。 そうした瞬間、歌の良し悪しは「個性」に定められます。自分の心情を赤裸々に告白し、だれでも...

【百人一首の物語】八十三番「世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる」(皇太后宮大夫俊成)

八十三番「世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる」(皇太后宮大夫俊成) 俊成といえば言わずもがな平安末期歌壇の重鎮、後白河院の下で「千載和歌集」を撰進し、後鳥羽院の下では「千五百番歌合百首」などを詠進するなど...

【百人一首の物語】四十一番「恋すてふわが名はまだき立ちにけり人しれずこそ思ひ初めしか」(壬生忠見)

四十一番「恋すてふわが名はまだき立ちにけり人しれずこそ思ひ初めしか」(壬生忠見) (前歌より続く) 天徳内裏歌合のその最終二十番、兼盛と忠見の勝負の結末は… いずれも甲乙つけがたく判者(藤原実頼)は悩んだすえに「持」、引...

一首一会の総まとめ(再生リスト)

毎日一首、四季折々の古典和歌の朗読と解説をします。古今、新古今など八代集を主な出典にしながら古代歌謡の万葉集から江戸や明治の俳句俳諧まで、さらに源氏物語などの古典文学や絵画、芸能と幅広い視野をもって日本の古典文化・文学を...

『一首一会』(一月十五日)古典和歌の朗読と解説

古典和歌の朗読と解説~ 「雲居より散りくる雪はひさかたの月の桂の花にやあるらむ」(藤原清輔) 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オンライン)

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