『一首一会』(十二月九日)古典和歌の朗読と解説
「むかし思ふ小夜の寝覚めの床さえて涙も凍る袖の上かな」(守覚法親王) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」...
「むかし思ふ小夜の寝覚めの床さえて涙も凍る袖の上かな」(守覚法親王) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」...
二十番「わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ」(元良親王) 悲劇の貴公子、その最後を飾るのが二十番の元良親王だ。父は陽成院、譲位の七年後に生まれた第一皇子であったが、皇統が光孝系に移ったためその地位に...
「朝日さす氷のうへの薄煙りまだ晴れやらぬ淀の川岸」(藤原良経) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オン...
「難波潟みじかき芦のふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや」(伊勢) 伊勢守従五位上藤原継蔭の娘、それが十九番の伊勢です。女流がとぼしい古今和歌集において小町を上回る二十三首が採られ、その歌風は“貫之よりも貫之らしい”と...
令和和歌所では、ML(メーリングリスト)で歌の交流をしています。花鳥風月の題詠や日常の写実歌など、ジャンル不問で気の向くままに歌を詠み交わしています。参加・退会は自由、どうぞお気軽にご参加ください。 →「歌詠みメーリング...
「かつ凍りかつは砕くる山川の岩間に結ぶあかつきの声」(藤原俊成) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オ...
「消え返り岩間にまよふ水の泡のしばし宿かる薄氷かな」(藤原良経) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オ...
「岩間には氷の楔打ちてけり玉ゐし水もいまは漏りこず」(曽禰好忠) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オ...
十八番「住の江の岸による波よるさへや夢のかよひ路人めよくらむ」(藤原敏行朝臣) 名うての貴公子が連なる十番台において突如謎の男が現れた、藤原敏行である。ちなみに業平にもあった「朝臣」だが、これは天武天皇が制定した八色の姓...
「いつしかと冬の景色にたつた川紅葉閉ぢませ薄氷せり」(藤原俊成) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オ...
「隙もなく散るもみぢ葉に埋もれて庭の景色も冬籠りけり」(崇徳院) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オ...
十七番「ちはやふる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」(在原業平朝臣) 在原業平は行平の弟、色好みで知られ… などとやりだすときりがないのでここでは百人一首歌に絞って話をさせてもらう。 凡作撰百人一首において、...
「都にはまだ青葉にて見しかども紅葉散りしく白川の関」(源頼政) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オン...
十六番「立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む」(中納言行平) 中納言行平、実名を在原行平という。高貴な出自も祖父平城上皇が薬子の変により出家、父も連座して太宰府に左遷となり、九歳には臣籍に下る。弟に業平...