あたらしき年のはじめにかくしこそ千歳をかねてたのしきをつめ(よみ人知らず)

お正月の歌である。なんで今の時期にといえば、今日が旧暦の元日であるからである。古今集の大歌所御歌であるが、「千歳」なんて気の利いたことばさえ知っていれば小学生でも詠めそうな歌である。ちなみに「たのしき」には(楽しき)と(...

年のうちに春はきにけりひととせを去年とやいはむ今年とやいはむ(在原元方)

春のはじまりを歌うとしたらどんなモチーフを選ぶだろう。私なんぞはつい、雪解けの野やうぐいすの初音などありがちな花鳥風月を思い浮かべしまうのだが、だがしかし! 貫之パイセンは違う。初代勅撰集である古今和歌集では「年内立春」...

わくわく和歌ワークショップ「即興歌あそび」(1月月次会)

和歌や古典文化が好きだけど、一緒に楽しむ仲間がいない…… 歌(古典和歌、短歌、川柳、俳句)を詠んだけど、披露する場所がない…… そんな日本文化マニアのみなさまの知的好奇心を満たす場所、 それが平成和歌所の「わくわく和歌ワ...

美とはなにか?

和歌とは美への志向である。 今まで何度かこのようなことを申し上げました。 →関連記事「いい歌とは? 和歌が生む美しさを知る」 →関連記事「和歌を鑑賞する価値」 ではその「美」とはなにか? 今回はそんなメタフィジカルなお話...

和歌の鑑賞ポイント(上級編)〜新古今和歌集、見えないものを見る〜

先日「和歌の鑑賞ポイント」として、主に「古今和歌集」の楽しみ方をご紹介しました。 和歌の味わい方が、きっと広がったと思います。 →関連記事「和歌の鑑賞ポイント 〜古今和歌集の楽しみ方〜」 でも和歌の素晴らしさはこんなもん...