和歌(平成題詠)「世の中を 鈍色に染む 五月雨は ひと花がため 白玉となる」

【五月雨】 「よのなかを にびいろにそむ さみだれは ひとはながため しらたまとなる」(和歌DJうっちー) 六月になり、梅雨入りも間近です。 さみだれは「五月雨」と書きますが、梅雨の雨のことです。旧暦が故に生じる混乱のひ...

和歌(平成題詠)「焼け付いた アスファルトを 切り裂いて 朗らに伸びる タンポポの花」

【タンポポ】 「やけついた あすふあるとを きりさいて ほがらにのびる たんぽぽのはな」(和歌DJうっちー) タンポポは軽視されてやしないか あの「生命力」、あの見事な「変容」、そして何よりあの鮮やかな「黄色」 まことに...

「源氏物語」訳本

今回は、お勧めの「源氏物語」訳本をご紹介します。 漫画や「○日で読破」という簡易な本で得られることはやはりそれなりです。 いろんな方が訳本を出しているので、ざっと読み比べ、文体など自分の好みにあった訳本を読んでみるといい...

和歌(平成題詠)「ほととぎす なきなき渡り 大空を ラムネに染むる この夏近し」

【ほととぎす】 「ほととぎす なきなきわたり おほそらを らむねにそむる このなつちかし」(和歌DJうっちー) 子規のほととぎすの取合せに触発されました。 「ラムネ」という言葉には、幼気やノスタルジックといったイメージを...

和歌(平成題詠)「恋すれば 色もさやかな いわつづじ 言わずに秘する 心やはなる」

【つつじ】 「こひすれば いろもさやかな いわつづじ いわずにひする こころやはなる」(和歌DJうっちー) 色とりどりの躑躅(つつじ)が咲く季節になりました。 その「つつじ」、古今和歌集の中では「いわつつじ」として1首だ...

和歌(V系恋歌)「しののめの 空の宵へと 落ちるまで 君をし抱き 恋ぞ語らむ」

「しののめの そらのよいへと おちるまで きみをしいだき こひぞかたらむ」(和歌DJうっちー) 朝も夜も君を抱きたい。 古今和歌集の男女の逢瀬は、日が暮れると男が女の元へと訪れ、夜が明けると去っていくのでした。 ですので...

和歌(句題漢詩)「留めども 春は去りゆく 寂寞に さみだれ濡るる 我を残して」

【「留春春不駐 春帰人寂寞」といへることをよみ侍りける】 「とどめども はるはさりゆく せきばくに さみだれぬるる われをのこして」(和歌DJうっちー) 今日は4月30日。 日に日に暖かくなり、春の終わりを感じさせます。...