【百人一首の物語】三十一番「朝ぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪」(坂上是則)

三十一番「朝ぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪」(坂上是則) 三十一番は坂上是則、その名でわかるとおりかの征夷大将軍「坂上田村麻呂」の子孫にあたります。田村麻呂とえば平安時代初期の蝦夷征討において多大な功績を...

【百人一首の物語】三十番「有明のつれなく見えし別れよりあかつきばかり憂きものはなし」(壬生忠岑)

三十番「有明のつれなく見えし別れよりあかつきばかり憂きものはなし」(壬生忠岑) 壬生忠岑は古今撰者の一人。四十一番忠見の父として知られるが、その実彼の出生はベールに包まれており官位も不明、貫之(従五位上)、躬恒(六位程度...