既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その23「愛が恐怖に変わる時」
649「君か名も我なもたてじ難波なる みつともいふなあひきともいはし」(よみ人しらす) 650「名とり河せせのむもれ木あらはれは 如何にせむとかあひ見そめけむ」(よみ人しらす) 651「吉野河水の心ははやくとも 滝のおと...
649「君か名も我なもたてじ難波なる みつともいふなあひきともいはし」(よみ人しらす) 650「名とり河せせのむもれ木あらはれは 如何にせむとかあひ見そめけむ」(よみ人しらす) 651「吉野河水の心ははやくとも 滝のおと...
642 「たまくしけあけは君かなたちぬへみ 夜ふかくこしを人見けむかも」(よみ人しらす) 644 「ねぬる夜の夢をはかなみまとろめは いやはかなにもなりまさるかな」(業平 なりひらの朝臣) 645 「きみやこし我や行きけ...
635 「秋の夜も名のみなりけりあふといへは ことそともなくあけぬるものを」 (小野小町) 637 「しののめのほからほからとあけゆけは おのかきぬきぬなるそかなしき」(よみ人しらす) 639 「あけぬとてかへる道にはこ...
633 「忍ぶれと恋しき時はあしひきの 山より月のいててこそくれ」(貫之) 634 「恋こひてまれにこよひそ相坂の ゆふつけ鳥はなかすもあらなむ」(よみ人しらす) ————...
626 「逢ふ事のなきさにしよる浪なれは うらみてのみそ立帰りける」(在原元方) 632 「人しれぬわかかよひちの関守は 宵よひことにうちもねななむ」(業平) ————&#...
612 「我のみそ 悲しかりける 彦星も 逢はて過くせる 年しなけれは」(凡河内躬恒) 617 「つれつれの なかめにまさる 涙河 袖のみ濡れて 逢ふよしもなし」(敏行朝臣) ———&...
古今和歌集 恋二【605】「手もふれて月日へにけるしらま弓 おきふしよるはいこそねられね」(貫之) 古今和歌集 恋二【610】「梓弓ひけは本末わか方に よるこそまされこひの心は」(列樹) ——&#...
古今和歌集 恋二【601】「風ふけは峰にわかるる白雲の たえてつれなき君か心か」(壬生忠峯) 古今和歌集 恋二【602】「月影にわか身をかふる物ならは つれなき人もあはれとや見む」(壬生忠峯) ——...
古今和歌集 恋二【583】「秋の野にみたれてさける花の色の ちくさに物を思ふころかな」(紀貫之) 古今和歌集 恋二【584】「ひとりして物をおもへは秋の夜の いなはのそよといふ人のなき」(凡河内躬恒) —&#...
古今和歌集 恋二【568】「しぬるいのちいきもやすると心みに 玉のをはかりあはむといはなむ」(藤原興風) 古今和歌集 恋二【571】「恋しきにわひてたましひ迷ひなは むなしきからのなにやのこらむ」(よみ人しらす) ...
古今和歌集 恋二【560】「わかこひはみ山かくれの草なれや しけさまされとしる人のなき」(小野よしき) 古今和歌集 恋二【562】「ゆふされは蛍よりけにもゆれとも ひかり見ねはや人のつれなき」(紀友則) —&...
古今和歌集 恋二【552】「思ひつつぬれはや人の見えつらむ 夢と知りせは覚めさらましを」(小野小町) 古今和歌集 恋二【553】「うたたねに恋しきひとを見てしより 夢てふ物は思みそめてき」(小野小町) 古今和歌集 恋二【...
古今和歌集 恋一【542】「春たてはきゆる氷ののこりなく 君か心は我にとけなむ」(よみ人しらす) 古今和歌集 恋一【545】「夕されはいととひかたきわかそてに 秋の露さへおきそはりつつ」(よみ人しらす) —&...
古今和歌集 恋一【535】「とふとりのこゑもきこえぬ奥山の ふかき心を人はしらなむ」(よみ人しらす) 古今和歌集 恋一【537】「相坂の関になかるるいはし水 いはて心に思ひこそすれ」(よみ人しらす) —...