雪ふれば谷の架け橋埋もれて梢ぞ冬の山路なりける(源俊頼)

雪はその暴力を休めない、今日の歌にも豪雪の風景が描かれている。『雪が降って谷を渡す架け橋が埋もれてしまった。木々の梢が辛くも冬の山路を示す』。昨日は計り兼ねたが、今日の積雪は確実に枝の高さまで到達している。こうなっては谷の架け橋もまったく見えない、どうやって旅路を進めようか!? いや、春まで待てば。と忠告したいのも山々だが、そうもいかないのだろう。となれば手段は一つ、木々の梢を頼りに一歩一歩山路を進むのだ! なるほど過酷である。

(日めくりめく一首)

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