無為自然と和歌の道、荘子と交わす和歌問答
みなさまこんにちは、和歌所の和歌DJうっちーです。毎回和歌の偉人をお招きするこのコーナー、三回目は…だれだこの汚い爺さんは! ほっほっほ、お前さんは人を見かけで判断するのかい?(以下、翁)い、いえそういう訳ではないんです...
みなさまこんにちは、和歌所の和歌DJうっちーです。毎回和歌の偉人をお招きするこのコーナー、三回目は…だれだこの汚い爺さんは! ほっほっほ、お前さんは人を見かけで判断するのかい?(以下、翁)い、いえそういう訳ではないんです...
式子内親王は後白河帝の第三皇女で賀茂の斎院であった女性です。 式子が生きた平安末期は京を中心に戦乱が相次ぎました。保元・平治の乱に始まり、平家打倒の令旨いわゆる「以仁王の令旨」によって起こった治承・寿永の乱は平氏、源氏の...
古今集をはじめとする歴代の勅撰和歌集は四季歌と恋歌を二大テーマに据え、これらを時間的推移によって整然と配置していることが最大の特徴です。しかしこの「美学」が歌集ごと隅々まで行き渡っているかというと、実のところそうはなって...
以前清少納言を「意識高い系OL」なんて揶揄を交えて紹介しました。 →関連記事「清少納言 ~元祖!意識高い系OLの可憐なる日常~」 これを頷かせるのは著書「枕草子」で自らが著したエピソードもさることながら、「紫式部日記」に...
前回の眞子内親王につづき、今回は佳子内親王が歌会始で詠まれたお歌を鑑賞してみましょう。佳子内親王は二十七年の詠進を手始めに、令和二年現在、計五首の短歌が宮内庁のWEBサイトで拝見できます。 →「歌会始 お題一覧」 平成二...
毎年恒例の「歌会始の儀」ですが、令和二年は例年にない盛り上がりが一部でありました。何かといえば「眞子内親王殿下」の短歌です。その内容が、成就叶わぬフィアンセを詠んだとか詠んでないとかで、ゴシップのネタにされたのです。 真...
小野小町は九世紀に活躍した女房歌人で、紀貫之による『古今和歌集』仮名序において「六歌仙」の一人に選ばれた実力派の歌人です。 もしかすると、平安の女流歌人の中でも最も有名なのがこの小野小町でしょう。しかしその名声は、「歌人...
和歌とは「一期一会」の感動、それに尽きる。 人はなべて冷酷な世界を生きている、永遠に止まない「時間」という絶対王に支配された世界だ。ここで人は生まれ落ちた刹那、全員が死という逃れられない運命に向けて行軍する。足を止めるこ...
先日興味深いブログ記事を見つけました。タイトルは『「高校必修科目に古典は必要か」あなたはどう思う?』です。去る2019年1月に明星大学人文学部日本文学科が主催した「古典は本当に必要なのか?」というシンポジウムの討論内容を...
「新古今和歌集」、繊細な言葉の芸術品と評されるこの歌集の魅力いや「魔力」はいったい何だろうか? 今まで各著いろいろな解説を目にしてきました。「象徴的」、「絵画的」このような言葉でこれを読み解こうとしますが、いずれも腑に落...
和歌に歌枕は数えきれないほどありますが、詠まれた回数でもそして歴史的にも最重要といえばここではないでしょうか? 「吉野」です。 現在、吉野山といえば世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一角としてその名が知られますが、知名...
いろは歌と三法印 いわゆる「歌の父母」をご存知でしょうか?紀貫之は古今集の仮名序に「難波津」と「安積山」を挙げ、歌の父母でありまた書の手習いとしても定番であると記しています。今でも「難波津」は百人一首(競技かるた)の序歌...
上の図表に日本詩歌の変遷をざっくりと整理していますので、まずご覧ください。 そのうえで、私が理解する要点を以下に三つ挙げます。 ・万葉集、古今和歌集から始まった日本の詩歌文芸は、元禄時代の松尾芭蕉によってその道の頂点に到...
平安時代に書かれた王朝の恋物語、例えば「源氏物語」や「伊勢物語」にはたくさんの和歌が詠まれていることをご存じでしょう。これらの作品はほとんど歌物語といった構成で、和歌がなければ物語自体が成り立たないほど重要な位置を占めて...