和歌の入門教室(修辞法)「掛詞」
「掛詞」は同音異義になる景物と心情の言葉を掛け合わせて歌に詠む技法です。 例えば「あき」に(秋)と(飽き)を、「まつ」に(松)と(待つ)を掛けるといった感じです。まあ要するに「ダジャレ」ですね。 この記事の音声配信「第1...
「掛詞」は同音異義になる景物と心情の言葉を掛け合わせて歌に詠む技法です。 例えば「あき」に(秋)と(飽き)を、「まつ」に(松)と(待つ)を掛けるといった感じです。まあ要するに「ダジャレ」ですね。 この記事の音声配信「第1...
今回は「序詞」を知りましょう。 「序詞」は前回紹介した「枕詞」と同じように、ある語を修飾、別の言い方をすると歌のイメージを膨らませる役割を持っています。ただ「枕詞」と違って口語訳します。また常套句ではないため、字数や表現...
枕詞は5文字の常套句で、修飾する語とされる語のペアが決まっているのが特徴です。 「ひさかたの」とくれば「光」と続くのが分かりやすい例ですね。 ちなみに枕詞自体は口語訳しません。つまり歌意の上ではなくても支障がないのです。...
和歌には伝統に培われた「型(ルール)」があります。型を理解することで正しくそして効率的に和歌の鑑賞さらに詠歌が出来るようになります。 令和和歌所では、憧れの平安歌人と同じような「古典和歌を詠みたい(作ってみたい)」という...
人間とは不思議なもので、自分達の土地やアイデンティティを象徴するものとして「花」を選ぶ傾向にあるようです。 家紋にはじまり町、市の花、県の花。これが国単位になると「国花」(国の象徴とされる花)となります。国花の例をあげま...