業平や西行のような、短歌ではなく風雅な古典和歌を詠んでみたい! というみなさま。
和歌所では、伝統的歌風のオリジナル和歌を制作・鑑賞する会を開催しています。
概要
古典に憧れを抱く人間ならば誰しも思うはずです、「自分も和歌を詠んでみたい」と。
でも俳句や短歌はまだしも、伝統的な和歌なんて詠めるはずがない! とおよび腰のあなた。
詠めるんです!
歴史的に、和歌はハイソな文化人が育んだ文化です。が、その実内容といえば庶民的なものがほとんど。
ですからちょっとした「基本ルール」と、披露する「場(仲間)」さえあれば誰だって詠めるんです。
それを兼ね備えたのが和歌所の「和歌をつくろう(歌会)」なのです。
本会では、毎回の冒頭で私から詠歌の基本ルールをワンポイント伝授いたします。
掛詞や縁語などの修辞法はもちろん心構えまで、歌を詠むことに直接役立つ内容を分かりやすくお話しします。
そして、場が温まってきたところでご参加のみなさまの歌を披露&鑑賞します。
歌は事前にご用意頂いても、場の雰囲気で即興で詠んでいただいても構いません。月替わりで歌題を三題設定していますので、お好みの題で自作の和歌をご披露ください。ちなみに歌はご参加者を左右に分けてご披露いただきます、ちょっとした歌合ですね。
鑑賞の後はみなさまからご感想をいただきます。これが最高に盛り上がるのです!
自分だけでは気付けなかった客観的な感想は、詠歌の修練にたいへん参考になります。
しかし、私たちの目標はただ歌を詠めるようになることではありません。
和歌所は「京極派」を標榜し、「心のままに言葉がにほひゆく」歌作りを心がけています。
主情の深淵を自然に見出して、「心ある歌」を詠めるようになろうではありませんか!
※会では毎月3題、年間で36題の歌を作ります。ご参加者のみなさんで年次の歌集を編みましょう
作歌例
→講師(内田圓学)の作歌(WEB歌会あさぎいろ)
→前回歌合で詠まれた歌
→ご参加者様の作歌
開催日、参加費
〇内 容:
・古今伝授(和歌の基本ルールの学習)
・和歌講評(古今秀歌およびご参加者の作品)
・歌づくり(3題を作歌します)※年間で36題を作歌、年次で歌集にまとめます
〇歌題「萩」「霧」「夕暮れ」
※当日は題を詠じたオリジナル作品(一首から可)もしくは、平安歌人からお気に入りの歌をご紹介ください
※具体的な講評のため、作歌は事前にご提出頂けるとうれしいです
〇持ち物
・筆記用具
〇開催日:10/21(日)12:00~13:30
※申込締切:10/18
〇参加費(1回):2,000円(税込)
〇開催場所:東京メトロ銀座駅徒歩5分 ※お申込み頂き次第、会場の詳細を返信いたします
歌会の様子
舞踊、謡曲、茶、香、俳句、短歌、古武術、篠笛、和菓子…
さまざまな日本文学・文化ファンにご参加いただいております。
→「平成29年 大文化祭☆開催レポート」






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