令和和歌所は二条流を受け継ぎ、初代勅撰和歌集である古今和歌集を慕い、平明で温雅という和歌の王道を、新しい心で詠み継いでいます。
本書は月次歌会「あかね歌会」で詠まれたくさぐさの歌を、季ごとにまとめた季刊誌です。また「和歌文芸」のタイトルどおり、和歌にまつわる論考や随想を載せており、和歌や古典文学に興味があればどなたでも楽しんでいただける内容です。
あかね歌会集 冬(題)
- 令和五年十一月 忍恋・紅葉・初冬・羇旅
- 十二月 不遇恋・千鳥・除夜令和
- 六年一月 初遇恋・雪・霜・神祇・釈教
【詠人】攝津・木喬・花野・海螢・虚白・三猿・翔馬・そよかぜ・螺実・亡羊・紅桜・幽慶・山翠・閑遊・朱鷺・央英・圓学
論考・随想
- 現代における古典和歌の蘇生と将来への継承/攝津(フィットレル・アーロン)
- 『枕草子』をめぐって ―(一)日本的象徴表現のルーツを探る ―/花野
- 歌枕紀行 須磨/内田圓学
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