【和歌マニア(第100回)】平家物語を代表する和歌(源頼政、平忠度、建礼門院)

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」でお馴染みの平家物語、軍記物ではありますが、心に残る和歌が沢山詠まれています。今回は平家物語から、武士の辞世の句など特に印象に残る三人の歌をご紹介します。

♪放送で紹介した歌
「埋木の花さく事もなかりしに身のなる果てぞ悲しかりける」(源頼政)
「さざ浪や志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな」(平忠度)
「行き暮れて木のした影を宿とせば花や今宵のあるじならまし」(平忠度)
「いにしへも夢になりにし事なれば柴の網戸のひさしからじな」(建礼門院)

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