君とは誰だ? ~君が代と古今和歌集~
今回は少々デリケートな問題に足を踏み入れたいと思います。 「君が代」です。 「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」 言わずと知れた日本国の国歌です。 デリケートな問題というのは、君が代の「起立...
今回は少々デリケートな問題に足を踏み入れたいと思います。 「君が代」です。 「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」 言わずと知れた日本国の国歌です。 デリケートな問題というのは、君が代の「起立...
706「大幣の ひくてあまたに なりぬれば おもへどえこそ たのまざりけれ」(よみ人しらす) 714「秋風に 山のこのはの うつろへば 人の心も いかがとそ思ふ」(素性法師) 715「蝉のこゑ 聞けばかなしな 夏衣 うす...
695「あなこひし今も見てしか山かつのかきほにさける山となてしこ」(よみ人しらす) 696「つのくにのなにはおもはす山しろのとはにあひ見むことをのみこそ」(よみ人しらす) 697「しきしまややまとにはあらぬ唐衣ころもへす...
花札をご存知でしょうか? やったことはなくても、その絵柄には馴染みがあると思います。 花札の絵柄には、四季折々の景物が描かれています。 1月:松に鶴 2月:梅に鶯 3月:桜に幕 4月:藤に時鳥 5月:菖蒲に八橋 6月:牡...
684「春霞 たなひく山の さくら花 見れともあかぬ 君にもあるかな」(友則) 686「かれはてむ のちをはしらて 夏草の 深くも人の おもほゆるかな」(凡河内躬恒) 688「思ふてふ 事のはのみや 秋をへて 色もかはら...
670「枕より 又しる人も なきこひを 涙せきあへす もらしつるかな」(平貞文) 674「むらとりの たちにしわか名 今更に ことなしふとも しるしあらめや」(よみ人しらす) 675「君により わかなは花に 春霞 野にも...
668「わかこひをしのひかねてはあしひきの山橘の色にいてぬへし」(友則) 669「おほかたはわか名もみなとこきいてなむ世をうみへたに見るめすくなし」(よみ人しらす) 671「風ふけは浪打つ岸の松なれやねにあらはれてなきぬ...
661「紅の色にはいてしかくれぬの 下にかよひて恋はしぬとも」(友則) 663「笹の葉におくはつ霜の夜をさむみ しみはつくとも色にいてめや」(躬恒) 667「下にのみ恋ふれはくるし玉のをの 絶えてみたれむ人なとかめそ」(...
すっかり秋めいてきましたね。平安歌人たちにとって秋は特別な季節です。 184「木の間より漏りくる月の影見れば 心づくしの秋はきにけり」(よみ人知らず)心づくし…心の全てを奪われてしまうのです、秋の前では。 桜一辺倒の春と...
649「君か名も我なもたてじ難波なる みつともいふなあひきともいはし」(よみ人しらす) 650「名とり河せせのむもれ木あらはれは 如何にせむとかあひ見そめけむ」(よみ人しらす) 651「吉野河水の心ははやくとも 滝のおと...
恋の和歌はなぜつまらないか? 世間一般では「今と変わらぬ恋心に胸キュン必至!」と無条件に礼賛されている感がありますが、 正直申し上げて、恋の和歌は面白いものではありません。 この記事の音声配信「第八回 胸キュン必至? 恋...
642 「たまくしけあけは君かなたちぬへみ 夜ふかくこしを人見けむかも」(よみ人しらす) 644 「ねぬる夜の夢をはかなみまとろめは いやはかなにもなりまさるかな」(業平 なりひらの朝臣) 645 「きみやこし我や行きけ...
635 「秋の夜も名のみなりけりあふといへは ことそともなくあけぬるものを」 (小野小町) 637 「しののめのほからほからとあけゆけは おのかきぬきぬなるそかなしき」(よみ人しらす) 639 「あけぬとてかへる道にはこ...
633 「忍ぶれと恋しき時はあしひきの 山より月のいててこそくれ」(貫之) 634 「恋こひてまれにこよひそ相坂の ゆふつけ鳥はなかすもあらなむ」(よみ人しらす) ————...