既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その17「恋の弓ひく」

古今和歌集 恋二【605】「手もふれて月日へにけるしらま弓 おきふしよるはいこそねられね」(貫之)
古今和歌集 恋二【610】「梓弓ひけは本末わか方に よるこそまされこひの心は」(列樹)

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白真弓(しらまゆみ)

手さえ触れられず

悶々として寝られない夜

梓弓(あずまゆみ)

心を射抜き

共寝できたら

(書き手:歌僧 内田圓学)
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