684「春霞 たなひく山の さくら花 見れともあかぬ 君にもあるかな」(友則)
686「かれはてむ のちをはしらて 夏草の 深くも人の おもほゆるかな」(凡河内躬恒)
688「思ふてふ 事のはのみや 秋をへて 色もかはらぬ 物にはあるらむ」(よみ人しらす)
—————-
この世で唯一変わらないもの
それが愛だ
私は確信した
愛こそが生きる理由なのだ
春、すべてを魅了する桜花よりも美しいあなた
夏、盛んに繁る草草のように深く思っています
秋、たとえ木の葉の色は変わっても、この恋心は変わらない
(書き手:歌僧 内田圓学)
→関連記事「既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~(総集編)」
和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう!代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! |