令和和歌所では、ML(メーリングリスト)で歌の交流をしています。花鳥風月の題詠や日常の写実歌など、ジャンル不問で気の向くままに歌を詠み交わしています。参加・退会は自由、どうぞお気軽にご参加ください。
→「歌詠みメーリングリスト」
今月の詠歌一覧
| 空高く翼にかける白雲の飛行機雲は涼しかりける |
| キャバクラのイベントなのかはちおうじど派手な浴衣にキラキラメイク |
| 茜さす夕雲の空たそかれに染めなす色の定めなきかな |
| 振る袖の有らぬ我が身の哀しくてキャバクラ見むやはちおうじ行く |
| 太陽が眩しいですねというハガキポストに入れたら泣き出した空 |
| 銀(しろかね)の竹やは降りて薄曇りの竹の林に光を添えり |
| 夏の日の影追ひにける三日月はほそくてもなほあつくあるべし |
| 八王子こよひの枕は武蔵野のゆかりとぞ聞くキャバクラの姫 |
| ゆかりなる鬼棲まうと人の言う振りかかりなば一口に喰らう |
| 夏の矢をひきうけせむと向日葵は瞬きもせずうなだれもせず |
| つきもせぬ なつのやだねを たくはへてけふさかえゆく ひまわりのはな |
| なつのやのふりなばうけむよろめきてかへりみすれば向日葵の花 |
| 天てらす雲ゐのかたの面影のうつろふ跡を追ふは向日葵 |
| 蝉の音に発つを探すや端細の母たゝずめる古寺の朝 |
| 天の原いまぞ越ゆらむ舟びとのみさをが砕く浪の白雲 |
| 天そそぐ川瀬の霧の立ち込めてまみえぬ楫の音ぞ待たれる |
| 漕ぎ寄せる遠き果てなる瀬を見れば立ち待つ門になびけこの波 |
| 塵芥聚めるひとの汗水漬く夏の路地を清めゆくかな |
| 護美なれと芥集むる行いの人の想いぞ世を清むらん |
| この世をば芥の川と人よべどけふあふ君や玉にあるらん |
| 芥川渡る女の言問えば白玉なりと男の答ゆ |
| こたへなばつゆとけぬるとまめをとこきえなば玉のかゝる瀬(背)もなし |
| 此岸より彼岸に渡るこの橋の先に杜見ゆ鳩住む八幡 |
| 白鳩のとびゆくかたはたのもしや八幡神のご加護ありとか |
| もくもくとそびゆる空の入道も散りて旅立つ秋隣りかな |
| 夏木立頬撫でる風の涼しさに人こそ見えね秋は来にけり |
| 野分吹き空の青さも流れゆく夏と秋との行き合ひの空 |
| 秋風に時の移りを知るらめや調べをかへる夕の寒蝉 |
| 時雨やと紛ふ響きの蝉時雨暑さも流る心地こそすれ |
| 秋立ちて暮れるときをもいと早し夏日は聞くや日暮しの声 |
| くれるひはおしくもあるかなせみのこえくものかなたにしずみゆくかな |
| ひぐらしのみそらに沁みる魂の声庭の白萩 散りて寄り添ふ |
| おもひつつ寝ればや声のきこゆらむ夢と知りても心地凉やぐ |
| 魂離かる西海の上の朱雲にいにしへ人をおもふ秋かな |
| 市振の沖の朱雲魂離かり潮騒のみぞ迫る夕暮 |
| はてしなき日々に横たふ天の河 |
| 離れぬ日遠ほくなりにけるかな |
| 日の光受けていずこに去りゆくか空蝉の羽に似たる朝霧 |
| 霧衣夏の草木を覆ふれば人は知るらむ秋の訪れ |
| 銀(しろかね)の反ははらりと野に降れり天つ人らの新衣なる |
| 朝霧に君が姿を求むとてゆくへもしらぬ羽衣の空蝉 |
| しろかねの天つ人振る袖ごとにはらりはらりと秋をくはへて |
| なつかれの木ぬれの朝のおさな子は和ぎしづまりて寝宿にけらしも |
| 夏の休暇もわづかなるなむ寝目やまぼるらむ |
| うちなびく夕立過ぎし木ぬれにはひぐらし残し夏はゆくかな |
| たつ蟬の鳴く一聲に夏はてゝ軒端の雨も秋の色かな |
| 処暑の朝をとこねざめてはひとり雨垂のおときゝつゝ |
| けふといふこのいちにちがこのあさにまためぐりくるそのふしぎさよ |
| 夏雲も別れ散り散り秋の空落ちて掛かりぬ綿の蕾に |
| 夏秋の通い路ゆきし綿雲や畑(はた)に残しぬ夏の欠片を |
| ぽんぽんと綿の実ひらく音たててポップコーンを見ているみたい |
| 静けさに 虫の音響く 夏の夜の駅のホームで ひとりかも寝む |
| ただちにもかけてのらねばいきまよふひとおこせどもきみさめずして |
| 渡つ海の三崎の海はのどけくて何故見るや高砂行きが |
| はからずも梶の葉手にしあな嬉し出してみるかな角盥でも |
| 梶は古より神木ときくけふ二梶にあへるをことほぐとて |
| 二梶をもろてにうればたのもしき歌の心も降ろしたまふと |
| 玉櫛笥ふたつの梶の瑞枝の露ふりはえて夜空飾らむ |
| 手にとれば露の玉梓(たまづさ)いにしへの秋待つ人に逢ふここちして |
| 朝顔の処処に咲きにけり雨懐かしく薫る秋風 |
| 夕羽ふる雨夜の梢に踏處なくたわゝに揺する統星の尾星 |
| 夜露にもM78星雲の星 |
| 宵宮にビール瓶割れ麒麟逃ぐ |
| 暁に見染めけるかな春星と 憐れとばかり眺めしものは |
| 泡沫の綿菓子に笑みInstaす |
| 金平糖櫛笥にぽーんのお飯事 |
| 朝顔やはぢて二度笑む葉月尽 |
| クラクション長く響けば夏ゆ醒め途方に暮るる行きあひの空 |
| 秋の夜に映ゆたまずさや烏瓜誰が結ぶか咲きては散りて |
| いざ急げ天へと続く駅舎まで銀(しろかね)の河を星は横切り |
| 庭先に散れる槿におく珠や野分のあとの風に輝き |
| 秋くれど空まだ暑し花むくげあはれ夕べの風を待つらむ |
| 雨瀟瀟 古き甍に 柳條は 獨り還りて秋を尋ぬや |
| 今江水に水無し 柳條秋雨に影落せども疾駆する車に糸はかなし |
| 丑寅にかすむつくばの影なくて舷たゝく秋雨の音 |
| 夏の日の憧れいつか夕さりて地に潮垂れる白木槿花 |
| 木槿花白きをかざす濱人は去りゆく夏を胸に押しつゝ |
| 石見浪沖の舟人櫂を絶へあふことかたき君にあるかな |
和歌の型・基礎を学び、詠んでみよう!オンラインで和歌の型・基本を学び、自身で詠み、月次の歌会で仲間と高めあう「歌塾」開催中! |
![]() |

