既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その17「恋の弓ひく」

古今和歌集 恋二【605】「手もふれて月日へにけるしらま弓 おきふしよるはいこそねられね」(貫之) 古今和歌集 恋二【610】「梓弓ひけは本末わか方に よるこそまされこひの心は」(列樹) ——&#...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その16「純心」

古今和歌集 恋二【601】「風ふけは峰にわかるる白雲の たえてつれなき君か心か」(壬生忠峯) 古今和歌集 恋二【602】「月影にわか身をかふる物ならは つれなき人もあはれとや見む」(壬生忠峯) —&#8212...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その15「孤独」

古今和歌集 恋二【583】「秋の野にみたれてさける花の色の ちくさに物を思ふころかな」(紀貫之) 古今和歌集 恋二【584】「ひとりして物をおもへは秋の夜の いなはのそよといふ人のなき」(凡河内躬恒) —&#...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その14「恋に死ぬ」

古今和歌集 恋二【568】「しぬるいのちいきもやすると心みに 玉のをはかりあはむといはなむ」(藤原興風) 古今和歌集 恋二【571】「恋しきにわひてたましひ迷ひなは むなしきからのなにやのこらむ」(よみ人しらす) &#8...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その13「愛しさ繁る」

古今和歌集 恋二【560】「わかこひはみ山かくれの草なれや しけさまされとしる人のなき」(小野よしき) 古今和歌集 恋二【562】「ゆふされは蛍よりけにもゆれとも ひかり見ねはや人のつれなき」(紀友則) —&...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その12「夢に祈る」

古今和歌集 恋二【552】「思ひつつぬれはや人の見えつらむ 夢と知りせは覚めさらましを」(小野小町) 古今和歌集 恋二【553】「うたたねに恋しきひとを見てしより 夢てふ物は思みそめてき」(小野小町) 古今和歌集 恋二【...

古今和歌集とは何か ~日本美の原点を知る~

古今和歌集とは何か? それは端的に「美の結晶」です。つまり古今集を語ることは、美について語るのと同意なのです。 うわべをさらっておくと延喜五年(西暦905年)、醍醐天皇の勅命により紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑らに...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その11「恋の季節は巡りゆく」

古今和歌集 恋一【542】「春たてはきゆる氷ののこりなく 君か心は我にとけなむ」(よみ人しらす) 古今和歌集 恋一【545】「夕されはいととひかたきわかそてに 秋の露さへおきそはりつつ」(よみ人しらす) —&...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その10「深淵の思い」

古今和歌集 恋一【535】「とふとりのこゑもきこえぬ奥山の ふかき心を人はしらなむ」(よみ人しらす) 古今和歌集 恋一【537】「相坂の関になかるるいはし水 いはて心に思ひこそすれ」(よみ人しらす) —&#8...