「思考」を捨てて「美」に降伏する。和歌を詠むたったひとつの理由
真宗の歌僧としての視座より。現代を生きる私たち凡夫へ、現代に和歌を詠む理由を諦かにする。 俗世という「二元論」の病理 まず直視せねばならぬのは、我々が生きる「俗世」の正体である。俗世とは、徹底した「二元論」が支配する独断...
真宗の歌僧としての視座より。現代を生きる私たち凡夫へ、現代に和歌を詠む理由を諦かにする。 俗世という「二元論」の病理 まず直視せねばならぬのは、我々が生きる「俗世」の正体である。俗世とは、徹底した「二元論」が支配する独断...
多極化の時代と日本人の空洞化 Gゼロ(世界の多極化)の時代、日本は依拠してきた思想や価値観の拠り所を失いつつある。これまで日本人は、古くは中国、近代からは西洋そしてアメリカといった外来の大国に自らの価値の指針を求めてきた...
秋上 残暑 圓学 をぎに吹く風は秋とは思へねどそれでもたまる末の朝露 乞巧奠 圓学 ほしあひの小夜ふけぬらむ消えかへり露こそまされにはの灯し火 稲妻 圓学 宿るべき露あまたある袖さへもたへてかよはぬ宵の稲妻 鶉 ...
映画『国宝』を観た。素晴らしかった。内容は、血(血縁)の物語であり、また歌舞伎に生涯をかけた男の友情の物語でもある。しかし本質的には、タイトルのとおり「人間国宝」となった人間、すなわち芸を究めた者が見た世界を描いていた。...
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」に登場し、にわかに注目を集めるシャリア・ブル。そして、同シリーズで稀代の悪役として名を馳せるパプテマス・シロッコ。劇中彼らは「ニュータイプ」と呼ばれる存在であり、さらには共に「...
変わる時代と変わらぬ和歌 今、若者を中心に伝統的な「和歌」の世界観が評価されつつある、そんな空気を感じています。「和歌」が変わったのか? 違います、和歌は変わらず埋も木のように人知れずありました。変わったのは「時代」です...
序 出雲より東への帰り路の車窓より 草々 車窓より大山を見て「乗りあひの人もゆかしく思ふかなとほざかりゆく伯耆の富士を」 「目に映えていみぢきものはしろたへの雪をかぶれる冬の大山」 「だんだんと思ふこころぞまさりゆくふた...
序 初春の日、意宇(現在の松江・安来の一部)にてある神々の社をめぐりすがら詠める 草々 八重垣神社にて「八雲立つべきや出雲の八重垣に八重垣あらで日ぞ照らしつる」(圓学) 竹内神社にて「今年こそ大和の歌を伝えよとやる気達磨...
序 来秋のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」にちなみ、令和六年大晦日、松江にてある小泉八雲旧居を訪れて。 草々 八雲庵に明々庵、出雲そばの名店が点在する城山の地区に、小泉八雲の記念館と旧居があります。一般的には『小泉八雲』...
序 備中高梁は今や雲海に浮かぶ備中松山城で有名だが、わたしにとっては「男はつらいよ」のロケ地として、とりわけ愛すべき第32作「口笛を吹く寅次郎」の舞台として心を占めている。 草々 劇中では素朴な駅舎であったが「見し影やい...
はじめに AIの発達により、人手不足が解消され、人間の知的労働がAIに取って代わられる時代が目前に迫っています。最近では、人間がもはや働く必要のない時代が訪れると予測する声もあります。では、もし現代でも人間が働かなくてよ...
はじめに 「清貧(せいひん)」という言葉は、物質的な豊かさよりも精神的な充足を重視する生き方を指します。お金や物に依存せず、シンプルで心の豊かさを大切にする清貧の精神は、現代社会でも重要な価値を持っています。この考え方は...
はじめに 和歌は、日本文化において最も古い詩形式の一つであり、その歴史は千年以上にわたります。五・七・五・七・七の形式で構成される和歌は、自然の美しさや人々の感情を簡潔な言葉で表現することが特徴です。和歌の歴史をたどるこ...
圓学を学んだAI圓学が、歌道に仏道に自由闊達に語ります! 日々の生活の中で、私たちはさまざまな出来事や感情に出会います。それは、風の音、雲の動き、何気ない会話の一つ一つが心に小さな印象を残していく瞬間です。和歌は、そんな...