ピアノ初心者がカノン(パッヘルベル)を練習曲とするように、かな書にも「手習い歌」というものあります。
「難波津に さくやこの花 冬ごもり いまは春べと さくやこの花」
「安積山 かげさへみゆる 山のゐの 浅きこころを 我がおもはなくに」
「この二歌は歌の父母のやうにてぞ手習ふ人のはじめにもしける
古今和歌集(仮名序)
かの源氏物語の中にも、「難波津」を手習いとしてるシーンがあります。
「まだ難波津をだに、はかばかしう続けはべらざめれば、かひなくなむ」
若紫(紫の上)がまだ難波津さえ上手く書けないので…
源氏物語(若紫)
私たちも古典の伝統に倣い、まずはこの二首から練習をしてみましょう。
(書き手:歌僧 内田圓学)
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