小野小町 ~絶世の美女伝説を超えた、歌人としての小町~
小野小町は九世紀に活躍した女房歌人で、紀貫之による『古今和歌集』仮名序において「六歌仙」の一人に選ばれた実力派の歌人です。 もしかすると、平安の女流歌人の中でも最も有名なのがこの小野小町でしょう。しかしその名声は、「歌人...
小野小町は九世紀に活躍した女房歌人で、紀貫之による『古今和歌集』仮名序において「六歌仙」の一人に選ばれた実力派の歌人です。 もしかすると、平安の女流歌人の中でも最も有名なのがこの小野小町でしょう。しかしその名声は、「歌人...
和歌の美を言葉で説明することは大変です。なにせ目に見えないものですからね。 とはいえ「なんとなくいいね~」では終われないのが職業歌人です。 歌の優劣を他者に説明できてこその専門家なのです。 藤原定家ともなると、様々な表現...
795「世中の 人の心は 花そめの うつろひやすき 色にそありける」(よみ人しらす) 796「心こそ うたてにくけれ そめさらは うつろふ事も をしからましや」(よみ人しらす) 797「色見えて うつろふ物は 世中の 人...
恋の和歌はなぜつまらないか? 世間一般では「今と変わらぬ恋心に胸キュン必至!」と無条件に礼賛されている感がありますが、 正直申し上げて、恋の和歌は面白いものではありません。 この記事の音声配信「第八回 胸キュン必至? 恋...
635 「秋の夜も名のみなりけりあふといへは ことそともなくあけぬるものを」 (小野小町) 637 「しののめのほからほからとあけゆけは おのかきぬきぬなるそかなしき」(よみ人しらす) 639 「あけぬとてかへる道にはこ...
古今和歌集 恋二【552】「思ひつつぬれはや人の見えつらむ 夢と知りせは覚めさらましを」(小野小町) 古今和歌集 恋二【553】「うたたねに恋しきひとを見てしより 夢てふ物は思みそめてき」(小野小町) 古今和歌集 恋二【...
人間とは不思議なもので、自分達の土地やアイデンティティを象徴するものとして「花」を選ぶ傾向にあるようです。 家紋にはじまり町、市の花、県の花。これが国単位になると「国花」(国の象徴とされる花)となります。国花の例をあげま...