小野小町 ~絶世の美女伝説を超えた、歌人としての小町~

小野小町は九世紀に活躍した女房歌人で、紀貫之による『古今和歌集』仮名序において「六歌仙」の一人に選ばれた実力派の歌人です。 もしかすると、平安の女流歌人の中でも最も有名なのがこの小野小町でしょう。しかしその名声は、「歌人...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その34「花と恋」

795「世中の 人の心は 花そめの うつろひやすき 色にそありける」(よみ人しらす) 796「心こそ うたてにくけれ そめさらは うつろふ事も をしからましや」(よみ人しらす) 797「色見えて うつろふ物は 世中の 人...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その21「愛の絶頂」

635 「秋の夜も名のみなりけりあふといへは ことそともなくあけぬるものを」 (小野小町) 637 「しののめのほからほからとあけゆけは おのかきぬきぬなるそかなしき」(よみ人しらす) 639 「あけぬとてかへる道にはこ...

既視源氏物語 ~古今集恋歌の光る君~ その12「夢に祈る」

古今和歌集 恋二【552】「思ひつつぬれはや人の見えつらむ 夢と知りせは覚めさらましを」(小野小町) 古今和歌集 恋二【553】「うたたねに恋しきひとを見てしより 夢てふ物は思みそめてき」(小野小町) 古今和歌集 恋二【...