窓ちかき竹の葉すさぶ風の音にいとど短きうたたねの夢(式子内親王)

『窓ちかくの竹の葉は風に遊ばれて、今何時だろう? うっすら夢を見たような、おぼつかない夏の夜』…
夏の夜の寝苦しさは昔も今も変わらぬとみえて、やはり全く違うようだ。

現代の都市部は冷めやらで、夜の最低気温が摂氏25度以上となる熱帯夜はあたりまえ、当然窓は締めきりエアコンにどっぷり頼る。窓なんて開けてみようものなら外からは熱風吹きすさび、人や車の喧騒が止むことはない。ああ、悲しき現代人よ。自然との調和はいかにあるべきか? 分からぬのだから、私たちには古典和歌が必要なのだ。

(日めくりめく一首)

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