四季の歌 日めくり一首 呉竹の折れふす音のなかりせば夜ふかき雪をいかで知らまし(坂上明兼) Posted on 2019年12月18日 by 内田圓学 山里の夜、降る雪は音もなくそれこそ“しんしん”と積もる。朝起きたら見紛うばかり一面銀世界なんてのはよくある光景だ。ただそれを喜ぶのは子供あるいは雪が珍しい都会者くらいで、土地の生活者には苦難の季節の始まりとなる。「呉竹の折れふす音」はゴングだ。 これから長い間対峙せねばならない、雪という荒くれ者との闘いのゴングだ。今宵、その音は夜深く打ち鳴らされた! (日めくりめく一首) 和歌の型・基礎を学び、詠んでみよう! オンラインで和歌の型・基本を学び、自身で詠み、月次の歌会で仲間と高めあう「歌塾」開催中! 「歌塾」(オンライン) 季刊誌「和歌文芸」令和七年秋号(Amazonにて販売中) 内田圓学 内田圓学 の投稿をすべて表示