水彩のうた「藤」
135「わがやどの 池の藤波 さきにけり 山ほととぎす いつかきなかむ」(よみ人しらず) 色と歌が重なってイメージの花を満開にする。 それが「水彩のうた」。 (書き手:歌僧 内田圓学) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよ...
135「わがやどの 池の藤波 さきにけり 山ほととぎす いつかきなかむ」(よみ人しらず) 色と歌が重なってイメージの花を満開にする。 それが「水彩のうた」。 (書き手:歌僧 内田圓学) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよ...
手本を自分で選ぶ 学校や習字教室では、「きれいな字」とは整った「楷書」であると盲目的に教え込みます。しかし絶対的な「美」なんて存在しません。「楷書」より「草書」に美しさを感じるのなら、さっさと楷書を卒業して「草書」を徹底...
散し書き ここからはかなグラフィーの応用です。一首を行頭揃えて書くのではなく、バランスを組み立て自由に構成してみましょう。ちなみにこれを「散し書き」といいます。 縦に流れる一方だった流線が、まさに紙面を踊るようになります...
一首書き 1~3の技術を体得したのなら、すでにあなたは一首を美しい流線で描けるこができるはずです。すでに立派なかなグラファー、恥らずに堂々と名乗ってください! お気に入りの一首を思う存分書きまくりましょう。自らの筆に思わ...
短字連綿いろいろ 線の流れ、連綿のパターンを体得したら、二字・三字の単語を連綿で書いてみましょう。グッと「ひらがな」らしい表現が形になっているはずです。 文字と文字は流れを止めず、むしろ連綿線に自信を持って強く描いてみま...
基本字形いろは歌 淀みない流線を実現するには、素早い筆運びが必須となります。それに耐え、線と文字が一体化するためには、一字一字の字形を体に沁み込ませなければなりません。 ただ難しく考える必要はありません。他者とのコミュニ...