和歌には伝統に培われた「型(ルール)」があります。型を理解することで正しくそして効率的に和歌の鑑賞さらに詠歌が出来るようになります。
令和和歌所では、憧れの平安歌人と同じような「古典和歌を詠みたい(作ってみたい)」という方向けに、和歌の型を分かりやすく伝授しています。これぞ現代の古今伝授です。
型を学ぶ、その前に…
いざ和歌を詠もうという時、まず考えてしまうのが修辞法ではないでしょうか。いかにも和歌らしく仕立てられる技法ですが、いきなりこれらに頼るのは禁物です。和歌とは何か、その根幹が身についていないままで、いわば化粧というような修辞法を使っても、それは醜悪な言葉遊びに過ぎません。
まずは「こころ」です。和歌とは何か、歌道とは何か、考えてみましょう。
基本となる技法
和歌とは何か、そのことが朧気ながら意識出来たら、次に「ことば」すなわち掛詞や縁語などの「修辞法」を学びましょう。和歌らしい和歌とは何か、「こころ」が育っていればおのずと理解できると思います。
いざ実作
基礎を踏まえ、さあ歌を詠んでみよう! としてもなかなか「一首の歌」にするのが難しいかもしれません。そんな時、手助けとなる具体的な手引きを示します。
付録
詠歌に際し、補完的な資料としてご活用ください。
■和歌を学び、仲間と詠みあうオンライン教室「歌塾」
「歌塾」では古典和歌の聖典たる「古今和歌集」をはじめ八代集を題材にし、基本的な歌の詠みぶりを集中して学んでいただきます。さらに希望者には月次の「歌会」に自作の詠草を提出いただきます。先生方はもちろん他の方からの感想をいただき、実践の中で歌を鍛えてもらうのです(このように和歌を総合的に学び、実践する場は他にありません)。ぜひお気軽にご参加ください。
(書き手:内田圓学)
和歌の型・基礎を学び、詠んでみよう!オンラインで和歌の型・基本を学び、自身で詠み、月次の歌会で仲間と高めあう「歌塾」開催中! |
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