「あかねはま うみにこだます うぐいすを たれやいひけむ たにのものぞと」和歌DJうっちー
春の陽気に誘われ、茜浜に貝拾いに行きました。
そこでなんと、松林の中からうぐいすの鳴き声を聞きいたのです。
これには驚きました。
地元(奥出雲)を離れてこのかた、うぐいすの声なんて一声も聞いたことがありませんでした。
ですのでうぐいすの声は、望郷のイメージそのものだったのです。
それがこの茜浜で聞けるとは、思いもよりませんでした。
古今和歌集では、うぐいすは冬に谷の奥にいて、春になると里にやってくるという設定で歌が詠まれています。うぐいすが渡り鳥だということが知られていなったのですね。
このように浜で鳴くうぐいすを目の当たりにすると、その設定を見直さなければなりませんね(笑