令和和歌所は二条流を受け継ぎ、初代勅撰和歌集である古今和歌集を慕い、平明で温雅という和歌の王道を、新しい心で詠み継いでいます。
本書は月次歌会「あかね歌会」で詠まれたくさぐさの歌を、季ごとにまとめた季刊誌です。また「和歌文芸」のタイトルどおり、和歌にまつわる論考や随想を載せており、和歌や古典文学に興味があればどなたでも楽しんでいただける内容です。
一番の見どころは「正月歌合」です。歌はもちろん評定・判詞にも古語を用い、優劣を競い合った本格的な歌合せを掲載しています。 ぜひご覧ください。
令和七年 春の歌合
- 遠山桜
- 祝
あかね歌会集 春
- 街中立春
- 鶯
- 奥山暮春
- 藤 など
大塔宮鎌倉宮 歌たより…旧官幣中社 大塔宮鎌倉宮 宮司 小岩裕一
くさぐさのうた
- かへるのうた/蛙の歌…根岸稲子麿
- 長歌「とこしへに咲く花」…海螢
贈答歌
論考・随想
- 大河ドラマ「光る君へ」の中の和歌…フィットレル・アーロン
- 【鑑賞資料】二条家三代集の花紅葉歌―第一回 藤原俊成撰『千載和歌集』の桜…花野
- 2025年歌道の旅 ―木星のモノリス―/一首探究「月やあらぬ」…圓学
和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう!代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! |
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