和歌とかな書が響き合う一冊『三猿集 ~言の葉の奥に~』が発売されました

三猿さんとわたしのコラボ和歌集『三猿集 ~言の葉の奥に~』が、このたびAmazonにて発売されました。

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大きな特徴は、三猿さんの和歌に、拙僧圓学のかな書を添えていることです。
右ページには和歌、左ページには圓学による書を配し、見開きで一首の世界を味わう構成となっています。

本書に収められているのは、日々の暮らしの中でふと立ち止まったときに生まれた歌々。
季節の移ろい、月の光、風の音、人との出会いや別れ。そうした心に触れた一瞬を、三十一音の言葉に託しています。

和歌は、声に出して読むことで響きを持ちます。
一方、書は、その言葉に姿を与えます。

私のかな書は、ただ歌を文字に写すものではありません。
墨の濃淡、筆の流れ、余白の取り方によって、一首ごとの情景や心の揺らぎを、もう一つの表現として立ち上がらせています。

言葉として読む和歌と、書として眺める和歌。
その二つが響き合うことで、歌の余韻はいっそう深まり、ページをめくるたびに新たな表情があらわれます。

和歌を詠むことは、世界を静かに見つめ直すことでもあります。
忙しい日々の中で見過ごしてしまう季節の気配や、心の奥に生まれる小さな揺らぎ。そうしたものに気づき、言葉としてすくい上げる営みが、和歌にはあります。

本書には、三猿さんが和歌と向き合ってきた時間と、私がその歌に書として向き合った時間が重なっています。
詠み人と書き手、それぞれの感性が響き合うことで生まれた、新しい和歌作品集です。

和歌が好きな方、かな書や日本文化に関心のある方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

読むだけでなく、眺めることでも味わえる『三猿集 言の葉の奥に』。
歌と墨が織りなす、静かな余韻をお楽しみください。

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