古今和歌集 恋二【568】「しぬるいのちいきもやすると心みに 玉のをはかりあはむといはなむ」(藤原興風)
古今和歌集 恋二【571】「恋しきにわひてたましひ迷ひなは むなしきからのなにやのこらむ」(よみ人しらす)
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あなたに逢えないのなら、もはや生きている意味もない
いっそのこと「死んでしまおうか」幾度もそう思った
しかし私の心は、未練がましくもあなたを求める
安っぽい決心はいとも簡単に崩れ、無様に生き恥をさらす
ああ、あなたに一目でも逢うことができたら、生きる希望となるだろに
(書き手:歌僧 内田圓学)
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