古今和歌集 恋二【552】「思ひつつぬれはや人の見えつらむ 夢と知りせは覚めさらましを」(小野小町)
古今和歌集 恋二【553】「うたたねに恋しきひとを見てしより 夢てふ物は思みそめてき」(小野小町)
古今和歌集 恋二【542】「いとせめてこひしき時はむは玉の よるの衣を返してそきる」(小野小町)
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あの人に会えた。
それは夢のなかだったけれど、この手には温もりが残っている。
思いつつ寝れば、また会えるのだろか?
もしそうなら、永遠に夢から覚めなくてもいい。
(書き手:歌僧 内田圓学)
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