春を書く「立春の風」
「袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」(紀貫之) (書き手:歌僧 内田圓学) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とし...
「袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」(紀貫之) (書き手:歌僧 内田圓学) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とし...
和漢朗詠集「槿」より 「松樹千年終是朽 槿花一日自為栄」(白)「来而不留 薤瓏有払晨之露」(兼明親王)「おぼつかなたれとかしらむ秋霧のたえまにみゆる槿の花」(道信) ( 書き手:和歌DJうっちー) 和歌の型(基礎)を学び...
『秋の夜』といえばこの歌ですよね。 「秋夜長 夜長無睡天不明 耿耿残燈背壁影 蕭蕭暗雨打窓声」 白居易 「あしびきの 山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」 柿本人丸 ※和漢朗詠集より (...
三十二番「山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり」(春道列樹) 取ってつけたような風雅であるが、嫌味がない。それは名前のせいだろうか、“春道列樹(はるみちのつらき)”とは歌詠みが宿命というべき美しい名だ。し...
「年の瀬や水の流れと人の身はあした待たるるその宝船」(宝井其角、大高源吾) 時代は下って元禄十四年三月十四日、江戸城松の廊下にて赤穂藩主浅野内匠頭が幕府高家の吉良上野介を斬りつけた。吉良は死にはしなかったが、加害者たる浅...
「五月雨の空だにすめる月影に涙の雨は晴るる間もなし」(赤染衛門) 『雨は上がり、空には清らに澄んだ月が浮かぶ。しかし私はの気持ちは晴れることなく、変わらず泣き続けています』。五月雨の恋であるが昨日の躬恒より幾分優れていよ...
「まだ宵の月待つとても明けにけり短き夢の結ぶともなく」 (後鳥羽院) 『日暮れの月を待っていたのに、あれよという間に夜は明けてしまった。短い夢を見ることもなく』。夏の短夜の歌であるが、終始恋の匂いが漂っている。月は男...
「ほととぎすそのかみ山の旅枕ほのかたらひし空ぞ忘れぬ」(式子内親王) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」...
「梅が枝に鳴きてうつろふ鶯の羽白妙にあは雪ぞ降る」(万葉集巻十より) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」...
「冬籠り窓辺の雪はそれとみて盃交わし春ぞ語らん」(内田圓学) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌塾」(オンラ...
「石ばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」(志貴皇子) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目標とした「歌塾」開催中! 「歌...
「田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」(山部赤人) (書き手:和歌DJうっちー) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和歌」を詠めるようになることを目...
「あたらしき年の始にかくしこそ千歳をかねてたのしきをつめ」(よみ人しらず) →関連記事「 年賀状におすすめの和歌 ※お手本あり! 」 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよう! 代表的な古典作品に学び、一人ひとりが伝統的「和...
「令和元年秋 時代不同歌合」は左方に貫之ら古今和歌集歌人を、右方に和歌DJうっちーを配し、秋期題詠を番えた全十二番の紙上歌合。詞花を目的として編まれたので、勝負の判定はされていない。 ※「令和元年 秋の和歌文化祭」にて披...