一番「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」(天智天皇)~ 百人一首の物語 ~

一番「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」(天智天皇) 言わずもがな、百人一首の一番歌である。「後撰和歌集」秋中に収められるが「万葉集」巻十において類歌がみえる※1。五穀豊穣に言寄せる理想的天皇を仰いで...

百人一首とは「王朝の栄枯盛衰 物語」である!

百人一首は和歌史におけるレジェンド、藤原定家が選出した和歌のベストオブベストです。いわゆる百首歌というのは珍しくないのですが、それらはたいてい一人で百首詠んだもの。定家の百人一首はその名のとおり、百人の歌がそれぞれ一首ず...