「定家vsマラルメ」世紀を超えた対決! 象徴歌の魅力に迫る

「春の夜の夢の浮き橋途絶えして 峰に分かるる横雲の空」(藤原定家) 新古今和歌集にも採られた藤原定家を代表するこの歌、何とも言えない美しい情景がイメージされます。そう「何とも言えない」、これが定家歌の最大の特徴です。 「...

在原業平 ~Don’t Stop My Love! 愛が溢れるプレイボーイ~

在原業平をご存知でしょうか? まあ古典好きで、彼の名を知らない人なんて皆無と言っていいでしょう。 業平は平城天皇の孫であり、六歌仙に名を連ねる凄腕の歌人であった人です。その名こそは有名ですが、しかし彼に抱くイメージを聞く...

貫之様にインタビューしてみた ~古今和歌集 仮名序妄訳~

みなさまこんにちは、令和和歌所を運営しております和歌DJうっちーです。 今日はスペシャルゲストにあの「○貫之」様をお招きしました。 古今和歌集に対する思いをいろいろと聞いてみたいと思います。 和歌DJうっちー ※以下(D...

日本美の幕開け! 年内立春の歌に紀貫之の本気をみた

古今和歌集の巻頭一番歌であり「春上」部の第一首。 1「年の内に春はきにけりひととせを 去年(こぞ)とやいはむ今年とやいはむ」(在原元方) 年内に立春が来た。この一年を去年と言おうか、今年と言おうか、という歌です。これは古...