【和歌マニア(第27回)】「あやめ」と「紫草」のもやもや紫

今回は和歌で詠まれる「色」に注目! 「あやめ」と「紫草」の「紫」感じるむらむら? もやもや? の正体を探る! 花菖蒲に草菖蒲、いずれ「あやめ」か「かきつばた」。ついに永遠の貴公子、光源氏がご登場!?

♪放送で紹介した和歌
469「ほととぎす 鳴くや五月の あやめぐさ あやめもしらぬ 恋もするかな」(よみ人しらず)
新220「うちしめり あやめぞ香る ほとときす なくや五月の 雨の夕暮れ」(藤原良経)
867「紫の ひともとゆゑに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ見る」(よみ人しらず)
「手に摘みて いつしかも見む 紫の 根にかよひける 野辺の若草」(光源氏)

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