【和歌マニア(第95回)】モテ和歌ランキング(百人一首の男性恋歌編)【前編】

全ての女子に贈る、平安男子の胸キュン和歌をご紹介! 百人一首から選抜した男性の恋歌をろっこと吉三がランキングします。現代女子があーだこーだと手厳しい批評、選ばれるのはどの恋歌か! ※本配信は前編です、結果は後半をご視聴ください ※放送でコメントした「荒磯に波」は松竹ではなく東映のオープニングでした

♪放送で紹介した歌
「みちのくのしのぶもぢずり誰ゆへに乱れそめにし我ならなくに」(源融)
「わびぬれば今はた同じ難波なる身をつくしてもあはむとぞ思ふ」(元良親王)
「あひ見ての後の心にくらぶれば昔は物を思はざりけり」(藤原敦忠)
「由良のとを渡る舟人梶をたえ行へも知らぬ恋のみちかな」(曽禰好忠)
「風をいたみ岩うつ波のをのれのみ砕けてものを思ふころかな」(源重之)
「君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひぬるかな」(藤原義孝)
「今はただ思ひ絶なんとばかりを人づてならで言ふよしもがな」(藤原道雅)
「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の割れても末にあはむとぞ思ふ」(崇徳院)
「こぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ」(藤原定家)

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