百人一首はただのカルタではなかった!
「嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな」
これは百人一首にとられた西行の歌であるが、「かこち顔」のイメージがしづらいためか風情を感じにくく、なんでこんな歌を定家が選定したのかと疑問に思っていたのだが、この本を読むと一首一首の選定の理由が分かるのである。
そこには定家が綿密に仕組んだ暗号が秘められていたのだ!
絢爛たる暗号―百人一首の謎を解く
織田 正吉 (著)
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