在原業平 ~Don’t Stop My Love! 愛が溢れるプレイボーイ~
在原業平をご存知でしょうか? まあ古典好きで、彼の名を知らない人なんて皆無と言っていいでしょう。 業平は平城天皇の孫であり、六歌仙に名を連ねる凄腕の歌人であった人です。その名こそは有名ですが、しかし彼に抱くイメージを聞く...
在原業平をご存知でしょうか? まあ古典好きで、彼の名を知らない人なんて皆無と言っていいでしょう。 業平は平城天皇の孫であり、六歌仙に名を連ねる凄腕の歌人であった人です。その名こそは有名ですが、しかし彼に抱くイメージを聞く...
リビングに合う紙やフレームで遊ぶ 「書は古くさいもの」だから、現代のインテリアにはなりえない、と思っていませんか? 確かに、和紙に墨で書いた書作品を飾るとしたら和室しか似合わないかもしれません。しかし、かなグラフィーに...
和歌の歌風、スタイルは大ざっぱに「万葉風」「古今風」「新古今風」と三種類に分けられることが多いです。 これら「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」の3つはいわゆる和歌「三大集」と呼ばれ、数ある和歌集のなかでも特に重要視...
崇徳院は並みいる皇族の中でも、最も悲劇的な人物です。 院は父である鳥羽法皇から「叔父子」つまり鳥羽上皇の中宮である待賢門院と祖父である白川上皇の子であると疎んじられていました。 「愚管抄」によると崇徳院の養子である体仁親...
135「わがやどの 池の藤波 さきにけり 山ほととぎす いつかきなかむ」(よみ人しらず) 色と歌が重なってイメージの花を満開にする。 それが「水彩のうた」。 (書き手:歌僧 内田圓学) 和歌の型(基礎)を学び、詠んでみよ...
手本を自分で選ぶ 学校や習字教室では、「きれいな字」とは整った「楷書」であると盲目的に教え込みます。しかし絶対的な「美」なんて存在しません。「楷書」より「草書」に美しさを感じるのなら、さっさと楷書を卒業して「草書」を徹底...
伊勢は三十六歌仙にも選出され、歴代の勅撰和歌集に計176首も採られた凄腕の女流歌人です。 古今和歌集では小野小町と双璧をなしていますが、この二人は実に対照的なのです。 この記事の音声配信「和歌マニア(第18回)伊勢」を ...
和泉式部は女房三十六歌仙にも選ばれた平安時代中期に活躍した歌人です。 紫式部はじめ赤染衛門、伊勢大輔らと共に時の中宮、藤原彰子に仕え、華やかりし女流文化勃興の一役を担いました。 ご承知のとおり和泉式部は多情で知られ、藤原...
散し書き ここからはかなグラフィーの応用です。一首を行頭揃えて書くのではなく、バランスを組み立て自由に構成してみましょう。ちなみにこれを「散し書き」といいます。 縦に流れる一方だった流線が、まさに紙面を踊るようになります...
みなさまこんにちは、令和和歌所を運営しております和歌DJうっちーです。 今日はスペシャルゲストにあの「○貫之」様をお招きしました。 古今和歌集に対する思いをいろいろと聞いてみたいと思います。 和歌DJうっちー ※以下(D...
万葉の時代から今に至るまで、桜は特別な花として日本人に愛されてきました。 →関連記事「桜はいつ日本の花になったのか」 ただその愛され方は、時代によって異なります。今では花の下で宴会をしたり卒業や入学などの門出を彩る花とし...
「しらくもに はねうちかはし ゆくかりの はねさへみゆる あきのよのつき」 「さよなかと よはふけぬらし かりがねの きこゆるそらに つきわたりみゆ」 「つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあ...
百人一首や和歌が好き! という方は、実はけっこういるのではないかと思います。 例えばこういう歌には、伝統的な花鳥風月の叙景がすぐさま呼び起こされ、日本人であれば誰しも深い感慨を覚えるでしょう。 「春すぎて 夏来にけらし ...