「七夕の歌」で知る万葉集、古今和歌集、新古今和歌集の違い

ハロウィンにクリスマスと、西洋イベントに押され気味の日本の伝統行事ですが、こと「七夕」だけは、奈良時代から今に至るまで根強い人気があります。 →関連記事「七夕伝説とロマンチックな恋の歌」 七夕に関する歌は最古の歌集「万葉...

【和歌マニア(第33回)】妄想女子の恋歌日記(恋しのぶ5月の巻)

古今集の恋歌を現代の妄想女子が日記にしてみた! 恋、それは想いしのぶもの。くすぶった感情は、波乱の火種を抱えてる!? 今も昔も恋する女子の妄想は止まらない。ろっこが持論を展開、「よみ人知らず」は日本匿名文化の起こりである...

御簾裏の恋愛事情。和泉式部日記と蜻蛉日記に見る、平安女性の恋歌テクニック

貴族の恋愛。上流階級のそれは華やかで憧れを抱きますよね。ただこれは男性目線が過ぎるかもしれません。 平安貴族の結婚といえば妻問婚の一夫多妻制。男は好きな時に好きな女のもとへルンルン♪で出かければいいのですが、女は御簾裏で...

【和歌マニア(第32回)】百人一首を本気で楽しむ。その1「王朝伝説の始まり(第1~10番)」

退屈な百人一首を本気で楽しむ企画! 1回目は第1~10番の歌をご紹介します。テーマは「王朝の始まりと伝説の歌人」。なぜ百人一首は「天智天皇」で始まり「順徳院」で終るのか? それは平安王朝の栄枯盛衰物語だから。百人一首成立...