【和歌マニア(第32回)】百人一首を本気で楽しむ。その1「王朝伝説の始まり(第1~10番)」

退屈な百人一首を本気で楽しむ企画! 1回目は第1~10番の歌をご紹介します。テーマは「王朝の始まりと伝説の歌人」。なぜ百人一首は「天智天皇」で始まり「順徳院」で終るのか? それは平安王朝の栄枯盛衰物語だから。百人一首成立...

「妄想女子の恋歌日記」~恋思ふ4月の巻~

●4月10日 夢みたい 彼と会ったの ううん、会っただけじゃなかったわ あの日以来、わたしの心は彼のことだけ 起きもしないし、寝もしない なんだか分からないフワフワした心地で過ごしてる 春の恋って、こういうものなのかしら...

藤原敦忠 ~禁断と破滅、平安のロミオとジュリエット~

敦忠はかの藤原時平の三男坊。権中納言まで上ったエリートであり、イケメンで詩歌管弦の名手だったと言います。 まさに非の打ち所がない色男、となれば当然、女性関係もずいぶ派手にやらかしています。 敦忠の歌集「敦忠集」だけでも「...

ストップ・ザ・シーズン! ~行く春と来る夏~

春が行き、夏が来る。 一見当たり前のことのようですが、これはあくまでも暦における名目上の変化に過ぎません。 季節は移ろえど、人の心はそう簡単に切り替えられないものです。 一度あれに出会ってしまってはね… 何の話かって? ...

春の大トリ! 暮春の舞台に立つ「藤の花」

若菜を摘んだのはいつの日か、梅そして桜が散ってしまうと、もはや春も終わりの様相。 緑が繁る太陽燦々の夏の日を思うと、なおさらこの優しい季節が名残惜しくなりますよね。 そんな沈鬱の時期に最後の春を感じさせてくれる花、それが...

百人一首から古今和歌集を眺めて得た発見

百人一首から古今和歌集を眺めて、驚きの発見がありました。 古今和歌集とは、紀貫之選者たちによる「歴史的挑戦」の産物だったのです。 古今和歌集を知らなくとも、百人一首なら聞いたことがあるという方は多いでしょう。 ただ一般的...

「妄想女子の恋歌日記」~恋萌ゆる3月の巻~

●3月20日「あかぬ君」 花もほころぶ3月、しげく萌ゆるは恋心 この恋、実はちょっと進展あり なんと、彼とSNSで繋がったの あ~、彼の一挙手一投足、コンマ一秒も逃さず、ずーっと見ていたい! 春の霞たなびく山桜って、いく...

百人一首は「ジジイのための歌集」である

百人一首について、みなさんはどんなイメージを持たれているでしょうか? “平安貴族の絢爛豪華な歌集”とか、 “華やかな花鳥風月に彩られた歌集”など。 確かにこの歌からは絢爛な平安絵巻、なんて想像が膨らみます。 百17「ちは...