【和歌マニア(第二回)】和歌と短歌の違い ~歌の心編~
同じ三十一文字で何が違う? 今回は和歌と短歌における「歌の心」の違いを話します。短歌は和歌のカウンターカルチャー! 正岡子規と紀貫之の対決。和歌と短歌を実際の歌で比較してみました。あなたも違いが分かりますか? 和歌とは日...
同じ三十一文字で何が違う? 今回は和歌と短歌における「歌の心」の違いを話します。短歌は和歌のカウンターカルチャー! 正岡子規と紀貫之の対決。和歌と短歌を実際の歌で比較してみました。あなたも違いが分かりますか? 和歌とは日...
今日は特別編! 逗子の和歌講座が縁で、なんと湘南ビーチFM(78.9MHz)で和歌のお話をさせて頂きました。和歌と短歌の違いや、私が和歌を数寄になった理由そして桜の和歌を少しご紹介しています。あらためて聞き直しましたが、...
和歌とは何か? このざっくりとした質問に、ざっくりとお答えいたしましょう。 和歌は元来「大和歌(やまとうた)」といい、古来から歌い継がれてきた日本独自の韻文です。なかでも知られているのが「五・七・五・七・七」いわゆる「三...
いきなりですがみなさん、歌を詠みましょう! 紀貫之は古今和歌集の冒頭、仮名序でこう話しています。 「花に鳴くうぐひす、水に住むかはづの声を聞けば、生きとし生けるものいづれか歌をよまざりける」 古今和歌集(仮名序) 生きと...
今回のテーマはずばり「和歌と短歌」の違いです。 その前に、万葉集など古代歌謡をご覧いただくと分かりますが元来和歌には「五・七」の繰り返しいかんで長歌や旋頭歌といった形式があり、そのうち三十一文字で完結するものを「短歌」と...
「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」 古今和歌集(仮名序) 紀貫之による古今和歌集の仮名序、冒頭の名文句です。 人の心からなる和歌は、まさに数えられないほど詠まれてきました。 今回はその膨大な...
「夏」といえば、何を連想しますか? 現代の感覚でいえば、「海」「ひまわり」「かき氷」など、人それぞれ沢山の景物が挙げられそうです。 それでは古今和歌集的、夏といえば何か? それは「ほととぎす」一択です。 この記事の音声配...
今回は「序詞」を知りましょう。 「序詞」は前回紹介した「枕詞」と同じように、ある語を修飾、別の言い方をすると歌のイメージを膨らませる役割を持っています。ただ「枕詞」と違って口語訳します。また常套句ではないため、字数や表現...