古今和歌集のすごい秘密

初夏のパープルヘイズ ~「あやめ」と「紫草」の秘密~

和歌の春。 残雪と若葉のみずみずしいコントラスト。木々を染める薄紅の艶やかな色どり。 心も踊る鮮やかな色彩が季節を染めます。 同じく夏。 その初旬を染めるのは「藤」や「あやめ」に見える「紫」です。 でもこの「紫」、なんだ
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うちしめる 夏の恋路は アスファルト 焦がれぞ冷めね 匂う夕立

「うちしめる 夏の恋路は アスファルト 焦がれぞ冷めね 匂う夕立」(内田かつひろ) 詞書 夕立後のアスファルトを詠める はじめての古今伝授と連歌会 平成和歌所では、誰でも歌を楽しめる「あさぎいろ連歌会(Word Asso
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和歌(奥出雲)「ぼんぼりの 灯りにそまる 奥出雲 まぼろしの城 戻らない夏」

「ぼんぼりの あかりにそまる おくいずも まぼろしのしろ もどらないなつ」(内田かつひろ) 毎年8月24、25日は奥出雲町三成で愛宕まつりが開催されます。 奥出雲町最大の地区、三成での年に一度の大イベントです。 花火も打
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和歌(平成題詠)「小夜ふけど 陽炎のたつ まくらもと 夢路もこがす 夏のはつこひ」

【熱帯夜】 「さよふけど かげろうのたつ まくらもと ゆめじもこがす なつのはつこひ」(内田かつひろ) ■縁語 夜→枕、夢 火→陽炎、焦がす ■掛詞 ひ→火、恋(こひ) はじめての古今伝授と連歌会 平成和歌所では、誰でも
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千葉 習志野

和歌(習志野)「夏空に 色も映えたる 総武線 車窓を打つ 川の瞬き」

「なつぞらに いろもはえたる そうぶせん しゃそうをうつ かわのまばたき」(内田かつひろ) —————- 東へ向かう総武線 大きな川を幾度も越える 水面を照らす
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和歌の入門教室 特別編 「古今和歌集 四季の景物一覧表」

古今和歌集の四季歌(春夏秋冬)で登場する主要な景物をリストアップし、詠み出し順に並べました。 これで四季の変化を表する対象とその流れが一目瞭然です。 また「花」「気象」「鳥獣」に分類しているので、歌を詠む際に「霧に紛れる
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和歌(平成題詠)「焼け付いた アスファルトを 切り裂いて 朗らに伸びる タンポポの花」

【タンポポ】 「やけついた あすふあるとを きりさいて ほがらにのびる たんぽぽのはな」(内田かつひろ) タンポポは軽視されてやしないか あの「生命力」、あの見事な「変容」、そして何よりあの鮮やかな「黄色」 まことに美し
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和歌(平成題詠)「ほととぎす なきなき渡り 大空を ラムネに染むる この夏近し」

【ほととぎす】 「ほととぎす なきなきわたり おほそらを らむねにそむる このなつちかし」(内田かつひろ) 子規のほととぎすの取合せに触発されました。 「ラムネ」という言葉には、幼気やノスタルジックといったイメージを抱か
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和歌(平成題詠)「恋すれば 色もさやかな いわつづじ 言わずに秘する 心やはなる」

【つつじ】 「こひすれば いろもさやかな いわつづじ いわずにひする こころやはなる」(内田かつひろ) 色とりどりの躑躅(つつじ)が咲く季節になりました。 その「つつじ」、古今和歌集の中では「いわつつじ」として1首だけ用
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