日本の心、桜の愛され方を探る! 桜の散り様に命を重ねた軍人、かたや古今歌人たちは桜に何を思う? ろっこに聞く、無常を英語で言うと? 今年の桜は平安歌人になりきって眺めてみよう!

♪放送で紹介した和歌
「敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花」(本居宣長)
49「今年より 春知りそむる さくら花 散るといふ事は ならはざらなむ」
71「残りなく 散るぞめてたき さくら花 ありて世中 はてのうけれは」(よみ人しらす)
73「空蝉の 世にもにたるか 花さくら 咲くと見しまに かつ散りにけり」(よみ人しらす)
59「桜花 散りにけらしな あしひきの 山のかひより 見ゆる白雲」(紀貫之)
75「桜ちる 花の所は 春ながら 雪ぞふりつつ 消えがてにする」(承均法師)
80「たれこめて 春のゆくへも 知らぬまに 待ちし桜も うつろひにけり」(藤原因香)
88「春雨の ふるは涙か さくら花 散るを惜しまぬ 人しなけれは」(大伴黒主)
129「花散れる 水のまにまに とめくれは 山には春も なくなりにけり」(深養父)
133「濡れつつぞ しひて折りつる 年の内に 春はいくかも あらじと思へは」(在原業平)
89「さくら花 散りぬる風の なごりには 水なき空に 浪ぞたちける」(紀貫之)


古今伝授と茶飲み連歌会
 
集まれ数寄者! 「はじめての古今伝授と茶飲み連歌会」

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「四季を味わうルールブック」~古今和歌集で知る日本文化の基本~

「日本は四季が素晴らしい! 」なんて言葉をよく聞きます。
ではその素晴らしい四季、みなさん堪能していますか?
おそらく大半の方は、春の「お花見」、秋の「紅葉狩り」を楽しむ程度に終始しているかと思います。
しかし本来、日本の四季はもっと多様でもっと深く味わえるものなのです。
それで満足しているなんて、私としては「もったいない」としか言いようがありません。
みなさんが日本の四季を十分に味わえていないのには理由があります。
それは四季ひいては日本文化を鑑賞するための「ルールを知らない」のです。
そして他ならぬこのルールブックこそが「古今和歌集」なのです。

本書では古今和歌集の四季(春夏秋冬)歌に焦点を絞り、分かりやすく解説しています。
これをご覧いただき、日本の四季を堪能するための「基本ルール」を身に付けていただければ幸いです。


 
書籍版「百人一首の歌人列伝」

平成和歌所から本が出ました。その名も「百人一首の歌人列伝」!
百人一首は歌ではなく「歌人を楽しむ」ものです。厳選した百人一首二十歌人の面白エピソードと代表歌をぜひ知ってください。
これを読めば「はるか昔にいた正体不明のオジサン」だった歌人たちが、グッと身近に感じられることでしょう。
そして本書を読み終わった後、あらためて百人一首を一番から眺めてみてください。
王朝の歴史絵巻が紐解かれ、つまらなかったあの百首歌たちが息吹を宿し、断然おもしろく感じられるはずです。