和歌を詠む

和歌(奥出雲)「奥山の 秋は短し 舌震い たきつ流れに 紅葉も逃げる」

「おくやまの あきはみじかし したぶるい たきつながれに もみじもにげる」(内田かつひろ) 「鬼の舌震」は斐伊川の支流馬木川の急流が岩を削ってつくりだした、2~3kmにわたる大渓谷です。 その名のとおり、鬼もビビる凄まじ
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和歌(奥出雲)「ぼんぼりの 灯りにそまる 奥出雲 まぼろしの城 戻らない夏」

「ぼんぼりの あかりにそまる おくいずも まぼろしのしろ もどらないなつ」(内田かつひろ) 毎年8月24、25日は奥出雲町三成で愛宕まつりが開催されます。 奥出雲町最大の地区、三成での年に一度の大イベントです。 花火も打
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和歌(奥出雲)「春野辺の 青きむらむら 摘みてゆく その小さき手 母と繋いで」

【入学式、母親に連れられてゆく思い出を詠める】 「はるのべの あおきむらむら つみつゆく そのちいさきて ははとつないで」(内田かつひろ) 春の思い出を彩る色、と聞いて何色を連想しますか? やはり「桜色」が定番でしょうか
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和歌(奥出雲)「音もなく 峰に宿れる 白雲の 眠りを覚ます 鶯の声」

「おともなく みねにやどれる しらくもの ねむりをさます うぐひすのこえ」(内田かつひろ) 奥出雲の春。 厳しい冬を越え、穏やかな日差しが山々を包む。 そこにあるのはうぐいすの一声のみ。 山々に春の知らせが駆ける。 「写
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和歌(奥出雲)「要害の 頂きありし 山桜 我にのみとて 秘して咲かなむ」

「ようがいの いただきありし やまさくら われにのみとて ひしてさかなむ」(内田かつひろ) 要害山は奥出雲町三沢地区にあるひっそりとした山城です。 小学生のころ何度か登り、その頂から見下ろした、山々の連なりの美しさに感動
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和歌(奥出雲)「うぐいすの 初音こだます 奥出雲 訪れ待ちぬ 山々もなく」

「うぐいすの はつねこだます おくいずも おとずれまちぬ やまやまもなく」(内田かつひろ) 歌意:うぐいすの訪れを待ちわびていたのは山々も同じであった。こだまの響きは、うぐいすと山々との会話のようだ。山深き奥出雲の早春の
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和歌(奥出雲)「駅舎にて すすり音のする かた見れば いつもそばとぞ 誓いしふたり」

「えきしやにて すすりねのする かたみれば いつもそばとそ ちかひしふたり」(内田かつひろ) 歌意:奥出雲町内には、駅舎内におそば屋さんが入っている「亀嵩駅(かめだけえき)」という珍しい駅があります。 そばを食べながら、
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和歌(奥出雲)「霞たち このめもはるの 光さし 軒にしだれる 花そかかやく」

「かすみたち このめもはるの ひかりさし のきにしだれる はなそかかやく」(内田かつひろ) 歌意:立春の頃、暖かくなり始めた日が差し込こむと、軒の氷柱が輝きながら少しずつ溶けていくのであった。 本歌:霞たちこのめもはるの
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