和歌を知る

「妄想女子の恋歌日記」~恋怪しむ6月の巻~

●6月6日 学校で逢えないから、 私の方から彼の家に来てしまった 「来ちゃった…」ってやつよ でもいいよね? まがいなりにも私「彼女」なんだから 私的にはけっこう勇気を振り絞った行動だったんだけど 肝心の彼の部屋の灯りは
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一人十首の歌人列伝

源俊頼 ~閉塞感をぶち壊せ! 孤独なチャレンジャー~

今回の歌人列伝は「源俊頼」です! と言っても… 返す刀で「ってだれ?」という反応を頂きそうです。 俊頼は第5番目の勅撰集「金葉和歌集」の撰者であり、のちの詠歌に大きな影響を与えた歌論書「俊頼髄脳」を残した平安時代後期の代
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古今和歌集のすごい秘密

雨の美しさ

梅雨真っ只中。 今日もシトシトと雨が降っています。 雨の日が好き、という人は少ないかもしれませんね。 ただこの「雨」は和歌ひいては日本文化を育んできた恵みの存在です。 今回は、古今和歌集にみる「雨」をご紹介しましょう。
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一人十首の歌人列伝

清少納言 ~元祖!意識高い系OLの可憐なる日常~

「意識高い系」という言葉をご存知でしょうか? これは「物知り顔で、実は中身のない人物」の俗称なのですが、平安時代にもこう揶揄された人物がいます。 「清少納言」です。 清少納言は一条天皇の中宮定子に仕えた女房の代表格です。
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和歌を知る

雨の四季とその色

無色透明の「雨に色がある」と言ったら驚かれるでしょうか? しかもそれは四季によって異なる、と言えばなおさら。 でも私には見えるのです、富める雨の彩りがまざまざと! ただこの色、ぼーっと眺めているだけでは見えてきません。
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和歌を知る

「妄想女子の恋歌日記」~恋しのぶ5月の巻~

●5月1日 あ~もうめんどくさい あたしと彼はめっちゃラブラブだっていうのに、あの取り巻きどもよ 「これ以上、彼に近づくな!」ってこれって脅しじゃない? そんなもんに私たちが屈するわけないんだけどさ なんか面倒になるもヤ
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古今和歌集のすごい秘密

御簾裏の恋愛事情。和泉式部日記と蜻蛉日記に見る、平安女性の恋歌テクニック

貴族の恋愛。 上流階級のそれは華やかで憧れを抱きますよね。 ただこれは男性目線が過ぎるかもしれません。 平安貴族の結婚といえば妻問婚の一夫多妻制。 男は好きな時に好きな女のもとへルンルン♪で出かければいいのですが、 女は
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古今和歌集のすごい秘密

和歌と短歌の違い(3) ~まとめ編(主観と客観)~

和歌と短歌の違いについて、これまで歌の「心」と「ことば」という2つの視点で説明しました。 今回はそのまとめとして、両者の本質的な違いに迫ってみたいと思います。 →関連記事「和歌と短歌の違い(1) ~歌の心編~」 →関連記
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一人十首の歌人列伝

藤原敦忠 ~禁断と破滅、平安のロミオとジュリエット~

敦忠はかの藤原時平の三男坊。権中納言まで上ったエリートであり、イケメンで詩歌管弦の名手だったと言います。 まさに非の打ち所がない色男、となれば当然、女性関係もずいぶ派手にやらかしています。 敦忠の歌集「敦忠集」だけでも「
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古今和歌集のすごい秘密

ストップ・ザ・シーズン! ~行く春と来る夏~

春が行き、夏が来る。 一見当たり前のことのようですが、これはあくまでも暦における名目上の変化に過ぎません。 季節は移ろえど、人の心はそう簡単に切り替えられないものです。 一度あれに出会ってしまってはね… 何の話かって?
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古今和歌集のすごい秘密

和歌と短歌の違い(2) ~「歌ことば」編~

和歌と短歌の違い「歌の心」編でお分かりいただけたように、和歌には厳格なルールがあり短歌にそんなものはありません。 →関連記事「和歌と短歌の違い(1) ~歌の心編~」 これらの違いは、その表現手段である「ことば」にも存在し
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古今和歌集のすごい秘密

「色なき歌集」百人一首で知る、閑寂の美

百人一首について、みなさんはどんなイメージを持たれているでしょうか? “平安貴族の絢爛豪華な歌集”とか、 “華やかな花鳥風月に彩られた歌集”など。 確かにこの歌からは絢爛な平安絵巻、なんて想像が膨らみます。 17「ちはや
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古今和歌集のすごい秘密

追憶のスイッチ ~花橘が誘うノスタルジア~

思いがけず“ある刺激”を受けて、ふと過去の記憶がよみがえった経験、みなさんもありませんか? 406「あまの原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」(安倍仲麿) 安倍仲麿は「月」を仰ぎ見て、遥か遠い故郷へ望
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古今和歌集のすごい秘密

初夏のパープルヘイズ ~「あやめ」と「紫草」の秘密~

和歌の春。 残雪と若葉のみずみずしいコントラスト。木々を染める薄紅の艶やかな色どり。 心も踊る鮮やかな色彩が季節を染めます。 同じく夏。 その初旬を染めるのは「藤」や「あやめ」に見える「紫」です。 でもこの「紫」、なんだ
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和歌を知る

「妄想女子の恋歌日記」~恋初めし2月の巻~

●2月4日「はつかに見えし君」 一目ぼれ。 私がそんなことなんて、絶対ないって思ってた。 今でも信じられない、、なぜって… あの人を見たのはほんのわずかだった そう、雪の間をかきわけ生えてくる 春の若葉の様に! ほんの僅
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古今和歌集のすごい秘密

建国記念の日に知っておきたい! 天皇と和歌

2月11日は「建国記念の日」です。 日本の建国をしのぶ日ですから、成人の日や敬老の日と違ってあまねく日本国民にとっての祝日です。 ただこの「建国」、何をもって定義されているかご存知でしょうか? それはなんと、初代天皇「神
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