【和歌マニア(第48回)】秋のバイプレーヤー「露」!

今回のテーマは「露」! 露は秋の主役(紅葉、萩)たちの添え物にしかすぎませんが、歌になくてはならない重要な存在なのです。宝石にもなる露の美しさをご紹介しましょう。着物生活チャレンジ中の吉三さんの面白話もあるよ。

♪放送で紹介した和歌
222「萩の露 玉に抜かむと とれば消ぬ よし見む人は 枝ながら見よ」(よみ人しらず)
223「折りて見ば 落ちぞしぬべき 秋萩の 枝もたわわに おける白露」(よみ人しらず)
27「浅緑 糸よりかけて 白露を 玉にも抜ける 春の柳か」(僧正遍昭)
225「秋の野に おく白露は 玉なれや 貫きかくる 蜘蛛の糸すぢ」(文屋朝康)
257「白露の 色はひとつを いかにして 秋の木の葉を 千々に染むらむ」(藤原敏行)
258「秋の夜の 露をは露と おきながら 雁の涙や 野辺を染むらむ」(壬生忠峯)
574「夢路にも 露や置くらむ よもすがら 通へる袖の ひぢてかわかぬ」(紀貫之)
589「露ならぬ 心を花に 置きそめて 風吹くごとに 物思ひぞつく」(紀貫之)
757「秋ならで おく白露は 寝ざめする 我がた枕の 雫なりけり」(よみ人しらず)