和歌(奥出雲)「うぐいすの 初音こだます 奥出雲 訪れ待ちぬ 山々もなく」

「うぐいすの はつねこだます おくいずも おとずれまちぬ やまやまもなく」(内田かつひろ) 歌意:うぐいすの訪れを待ちわびていたのは山々も同じであった。こだまの響きは、うぐいすと山々との会話のようだ。山深き奥出雲の早春の
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和歌(平成題詠)「春立ちて ゆきの途絶えし わが宿に 春雨ふりて 袖ぞひぢ濡る」

【立春に春雨の降りけるをよめる】 「はるたちて ゆきのとだえし わがやどに はるさめふりて そてぞひぢぬる」(内田かつひろ) 歌意:春が来て、雪から雨に変わった。私が思うあの人も来ないまま、涙で袖が濡れる。 「ゆき」に雪
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和歌(習志野)「あかねさす 習志野はまの まつ君に 逢わぬかぎりは 思ふかいひなし」

「あかねさす ならしのはまの まつきみに あわぬかぎりは おもふかいひなし」(内田かつひろ) 歌意:「あかねさす」は枕詞。習志野に掛かる枕にしたいという企ててです。 「まつ」に松と待つを、「かひ」に貝と甲斐を掛ける。また
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和歌(習志野)「あかねさす 習志野の浜 千鳥なく ゆくへもしらぬ あとをととめて」

「あかねさす ならしののはま ちとりなく ゆくへもしらぬ あとをととめて」(内田かつひろ) 歌意:「あかねさす」は枕詞。習志野に掛かる枕にしたいという企ててです。 本歌:古今和歌集996「わすられむ時しのへとそ浜千鳥ゆく
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和歌(平成題詠)「春たてど うくひすたえし この里を 春はあらずと 人やはいわじ」

【うぐいすのあらぬ立春をよめる】 「はるたてど うくひすたえし このさとを はるはあらすと ひとやはいわし」(内田かつひろ) 歌意:暦上では春になったが、うぐいすがやって来なくなったこの里を、春は来ていないと彼の人は言わ
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西行花伝

西行の歌集は多く出版されていますが、西行が主人公の小説は珍しいのではないでしょうか。 西行は新古今和歌集で最も多く入選している、平安末期の代表的な歌人です。 「願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」とは西行
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和歌(習志野)「夕暮れは げにこそあかね 茜浜 冬の海こそ 錦なりけれ」

「ゆふぐれは げにこそあかね あかねはま ふゆのうみこそ にしきなりけれ」(内田かつひろ) 歌意:茜浜は、習志野市の南部に位置し、東京湾を埋め立ててできた地域です。 緑地(芝生)が横一面に広がる公園になっています。 「茜
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和歌(奥出雲)「駅舎にて すすり音のする かた見れば いつもそばとぞ 誓いしふたり」

「えきしやにて すすりねのする かたみれば いつもそばとそ ちかひしふたり」(内田かつひろ) 歌意:奥出雲町内には、駅舎内におそば屋さんが入っている「亀嵩駅(かめだけえき)」という珍しい駅があります。 そばを食べながら、
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和歌(奥出雲)「霞たち このめもはるの 光さし 軒にしだれる 花そかかやく」

「かすみたち このめもはるの ひかりさし のきにしだれる はなそかかやく」(内田かつひろ) 歌意:立春の頃、暖かくなり始めた日が差し込こむと、軒の氷柱が輝きながら少しずつ溶けていくのであった。 本歌:霞たちこのめもはるの
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和歌(物名)「久方の光よ照らせ我が庵を 閉じた真冬の氷溶かせよ」

「ひさかたの はつひよてらせ わがいほを とじたまふゆの こほりとかせよ」(内田かつひろ) 物名:おとしだま 歌意:物名を引き立てるため「お願いします!」という心象を表現。初日の出の季節は「春」だが、物名優先のため「真冬
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和歌(物名)「あらたまの年の初めのめでたき日 土の花々八重と咲けり」

「あらたまの としのはじめの めでたきひ つちのはなもぞ やえとさきけり」(内田かつひろ) 物名:ひつじ(ぢ)、えと 歌意:12年ぶりの未年。あけましておめでとうございます! 「写真歌会 あさぎいろ」あなたも和歌・短歌を
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